ひとりごと: 山本太郎と枝野幸男が20年後に重なった：20211118

山本太郎に知的障害を持つ親御さんが質問。この場面と20年前の2001年の10月の光景が重なる。先日まで立憲民主党の党首だった枝野。枝野に知的障害を持つ親御さんが質問する光景である。

(- ゛-)　ぱふ

昨日2021年11月17日。
さいたま共済会館 6F大ホール（第1・第2）で山本太郎とひみつのおしゃべり会が開催される。

山本太郎の熱烈な支援者の方のようである。山本太郎に質問をしていた。重度の知的障害を持つ人が地域で暮らす為の政策についてだ。

同じような場面を丁度20年前の2001年の10月。私は見てるのです。枝野と直接会うのはこの時が初めてである。

枝野が来た場所は大宮駅から歩いて行ける大栄橋の交差点にある永見ビル１F。デイケアNEUEである。OMIYAばりあフリー研究会が運営するデイケアだ。団体事務所を兼ねていた。私が事務局長をしていた団体である。

現在は移転してない。

枝野を呼んだのはさいたま市議を現在している傳田ひろみ。車いすの市議である。どの子も地域の学校へと言う団体の知的障害を持つ親御さんに頼まれたようである。傳田はOMIYAばりあフリー研究会の代表をしていた。

個人的な活動で枝野とセッティングしたのだろう。急遽団体の事務所に枝野が来ることになったようだ。

その事務所では私がいつも夜遅くまで仕事をしている。

傳田がくるなり言う。
枝野が来るから出て欲しいとね。
あたし代表だからと言う。

「？？？」。

そんなスケジュールは無い。
またこの人はやらかしていたようである。
見栄を張り勝手なことをやったのだろう。

詳しいことは書かない。
自分の考えを言い説明して相手を納得させる。
出来ない人は無理くりが多いのです。

断ると枝野に迷惑がかかる。
仕方が無いので事務所を使わせることにした。
私も後ろで聞くことになる。

この時の知的障害を持つ親御さんの質問。
山本太郎にした内容と同じである。

枝野はいろんな親御さんの声を聞いてるのだろう。
違う考えの親御さんもいることを出しながら
自分の考えを語っていた。

筋の一本通った言い方ができる人と認識。
私の枝野の評価は高かった。

重度の知的障害を持つ人の暮らすかたち。20年経っても同じことを言ってるの驚きますね。これは役所の政策に問題があるレベルではない。

親御さんの中には考えの違う人が沢山いるのです。

2019年だったかな。埼玉県の障害者団体の委員会に出ている人と会うことになる。私は障害者団体活動から離れて長い。活動に参加するつもりもない。飲む人の中にそんな人を入れたいと言われたのでＯＫした。

立派な施設を作り障害を持つ人に苦労なく過ごさせたい。極端な書き方だがそんな考えの強い方と飲むことになる。

私は障害者団体活動を行ってる時は地域を考えていろいろ取り組んで来た人だ。当時は埼玉トヨペットの本社ショールームに共にいる場を作ったりした。新しいかたちをトライしていた人である。

反対の考えを持つ人と話をしながら飲む。この時に私が体験したことを話をする。時々デイケアに来ていた知的障害を持つ人がいなくなる。行方不明になる話だ。

いなくなったと報告を受けて表に出ると空が青い。いい天気なのである。どんな人も一緒にいる中でと言っても・・。青い空の下で歌でも歌いたい時もある。

これは障害者問題ではない。
地域でと言うのも親や関係者のエゴもある。
本人にとってと言う視点がいつの間にか欠けている。

障害者は施設と言うのも問題があると思う。地域でと押し付けるのも問題があると思う。その人に合ったコーディネートをきちんとできるようにすることが大切である。これが私が障害者運動に関わり学んだことである。

入所施設も時々見学に行き関係を作り始めたりしていた。人によっては地域のがイイ人もいるだろう。3日自然豊かな場所で過ごす。他の日は街で暮らす。その人にあったリズムが作れないか。

2000年頃に私が仕込みはじめていたかたちである。

そんな話を2019年に施設派の埼玉県の中心と言われる方と話をする。いい話だと乗って来たのである。

飲んでる中での話ですけどね。

「ウィ～」。

自分の考えを提案して説明する力って基本中の基本なのです。誰でもができるようになる必要は無いけど・・。人の上に立って動こうとする人には最低限必要な力である。

山本太郎と枝野幸男に20年経っても同じような質問をする日本の現実。うとうとしながら山本太郎のおしゃべり会を聞いていて思った。日本らしい。日本って素敵ですね。

ﾐ(((((￣○￣)　じゃぱーん！

おかしいことをおかしいと言える人でいたい