2021年11月10日水曜日

北浦和公園内にある埼玉県立近代美術館。開館初めての黒字と水道代12倍請求のギャップに・・。:20211109(10投稿)

 世の中は不思議である。北浦和公園の噴水の池(渡渉池)の水が2週間流しっぱなしだったようだ。水道料金が前回の12倍?


(- ゛-) ・・。

公園の管理は埼玉県の公園課から引き継がれ現在は公園内にある埼玉県立近代美術館が行っている。1982年に開館した黒川紀章設計の美術館と公園である。

*初期設計から公園内は変更工事が何回か行われている。私も1998年から2000年までのバリアフリー工事に関わったのでよく知っている美術館である。

今回の水が流れてしまった期間。偶然だが1982年開館始まって以来の出来事が起きていた。美術館主催の企画展が大成功して黒字になっていたのである。

美男展だ!

先日。埼玉県立近代美術館に開示請求の資料を受け取りに行っていた。その時に来館者が沢山来ていたのです。企画展の黒字は初めてのことのようだ。喜び驚いてる職員の姿を見ている。

水が流れっぱなしだったなんて・・皮肉である。

世の中はうまくいかないものである。

「ぽりぽり」。

水の出しっぱなし。
複数の人が関わる場所ではよくある。
防止の為にマニュアル化されます。
チェック管理表が作られることが多い。

よくあるミスだからだ。
単純ミスで努力が全て無くなってしまう。
利益が飛んでしまう。

バルブを触ると最後に閉めたか確認。
記録簿に名前を記入するようにする。
工場の確認作業方法は勉強になる。

水がたまると自動で給水が止まる。
たまたま排水作業と給水作業が重なる。
どちらも最後にバルブの確認
しなかったのだろう。

マニュアル化されてなければしないな。

良いことがある時は気を付けないといけません。
埼玉県立近代美術館の企画展が開館後初めての黒字。喜び対応している中で水道出しっぱなしで料金12倍請求される。

ちなみに北浦和公園内にある埼玉県立近代美術館。埼玉県の人で知る人は少ないでしょう。200円の常設展にモネやピカソやシャガールなどが展示されてることを知る人も少ない。

埼玉県内の多くの人は東京の美術館に行くからね。地方美術館の認知度はまだ低いのです。

欧州の地方美術館は学生の頃からデートコースや美術を学ぶ学生の写生の場。地方美術館は若者の過ごす場になってます。日本より気楽に利用するのです。芸術との距離が若い時から近いのです。

料金も学割の比率が高い。

日本は建物ばかり立派なものを作る。人を育て文化を作らないのである。モネやピカソやシャガールが地方美術館に置かれていても来ない。

美術館はどこか普通の人を排除する雰囲気が日本にはあるからだろう。

美術館の話しでは無いんだけど。ドイツとイタリアの地方のオペラハウスに行ったことがある。着飾ってオペラを見に来る地方都市の人の文化の習慣に驚いた。オペラを見た後はレストランで食事をするのでしょう。

日本人でも一部の人たちは上野の美術館や都内の演奏会に着飾って行きます。着物やドレスを着て行く習慣のある人はいます。一部の人だけどね。そんな人たちが利用する茶屋やレストランが美術館や劇場の周辺にある。

日本の地方都市では見たことない。

地方創生とかお金の好循環とか言いますけど・・。日本は美術館など建物を作って終わってしまいます。人を育て文化を定着させていくこと。このことを抜きに地方創生や地方のブランド化なんてできません。

欧州と日本の文化の差はいたるところで見られる。バカンスのシーズン。お金持ちは別荘へ。普通の人はキャンピングカーでキャンプ場へ。お金の無い若者はキャンプ場へテントを持って行く。

所得の差があってもバカンスは楽しむのです。

これが僕が知る1994年から1995年の欧州。
半分はフランスにいましたけどね。

日本もバブル前までは文化を大切にする人を尊敬していた。埼玉県と関係の深い西武デパートなどを経営していた堤さん。企業経営者より文化人と見られることを好んでいた。

パルコ展とかで賞を取った若い芸術家。西部デパートのショーウィンドウの飾りつけなんかも依頼。若いアーティストを育てていた。

起業家も文化を創っていたのです。

現在の日本は文化人より経営者と呼ばれることを好む。お笑いタレントも金転がしを自慢。文化人を好む時代の芸人はきっぷうの良さを生きざまにした。

お金儲けを否定してるのではない。
儲けることだけが趣味で終わる。
そんな人ばかりの国で消費が上がるか?

こんな書き方するとずっと書いてしまう。
終わりにしておきましょ。

ミ((((( ̄○ ̄) すうぃ~

おかしいことをおかしいと言える人でいたい


2021-NO:001-08月発行


2021-NO:002-09特別発行


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