前回の続きです。3:DXなど今後の変化に柔軟に対応し、効果的、効率的に行政運営が行える庁舎。4:防災中枢拠点として災害に対応できる庁舎。を書きましょ。
(- ゛-) ちんぷんかーん
DX=デジタルトランスメーション。情報とIT化を組み合わせ、よりビジネスに役に立つ形に変える。
「・・・」。
本当にDXを導入する?これを新市庁舎整備の理念にするのか?ならば新庁舎作れないだろう。妨害されることが想定される。
役所で一番DX化を進めないといけないのが行政文書の管理。公文書の管理である。過去の実績を役立たせることで新しい仕事の効率化が図れます。便利になるのと同時に情報の独占化ができなくなる。
今までみたい開示請求を出されてもありませんと言えなくなります。リアルタイムで情報を確認できるようになるからだ。
便利になる。効率化を図る。これは現場で仕事をする人には便利。同時に都合の悪い情報を隠せなくなる。
日本の非効率化。技術の問題ではない。情報を隠すことで現在の体制を維持していることがあるでしょう。
役所のDXとは公文書の管理を徹底することから始まります。処罰を入れた条例を作ることとも重なるのです。情報公開条例を作っても公文書の管理の条例は避けて来た日本の地方自治体。
たぶんこんな現実を知らんのん気な人が理念を書いたのか?
知っていて入れたなら凄いんですけどね。
「クス」。
4:防災中枢拠点として災害に対応できる庁舎。
震災・大雨など自然災害が発生。情報収集した内容に応じて指示を出す場をイメージしてるのでしょう。
これは訓練しないとできない。その訓練を通してどんな司令部のかたちが必要かがわかる。災害時は現場の判断で動かざる得ないことが多い。どのくらい裁量権を与えるか。何を報告させるか。
使える仕組みを作る上で司令部の役割も変わる。
本来は蓄積の上で防災中枢拠点をどう作るか。機能させるためにどうするかがあり建物も作ります。
さいたま市はどれくらい蓄積されてるのか?
自然災害が多い日本は災害対応にすぐれてると自画自賛をしてきた。多くの人が知ったのは日本は危機管理がまったくできてない国だ。病院は沢山あるが新型コロナに感染した患者に対応できる病院が少ない。
笑えませんでした。
他の国と違い感染者数が少ないのに医療崩壊が危ぶまれる。
「・・・」。
ワクチン接種はスタート時はもたついたがスムーズに仕組みが動くようになる。評価できることもあるが新たなウィルスに対する検査体制や医療体制が準備されてるとも思えない。
仕組みを機能させるうえで情報収集して指示を出す中枢機能の規模や仕組みがミエマス。それがわからん中で建物だけ作っても意味がない。
残念なのは新市庁舎をさいたま新都心に作る為に行われて来た委員会等。20年間の間に新庁舎に生かせる専門的な資料が作成された形跡がない。
日本人らしいとも言える。
言葉だけ書いて内容はこれから基本計画でまとめると言うのだろう。欧米なら研究されできあがったものをさらに基本計画で時代に合わせ仕上げる。危機管理に対する研究のお金が出てるからだろう。
お花畑の国。
日本の危機管理。
8つの理念を書いて終わり蚊?
どこかに落ちている中枢機能の図面をコピペ。
そんなものでおわるでしょう。
私の体験で言うと山を登る人には二通りいる。山に登る回数の多い人。滑落した時や緊急避難の対応など経験の中で作られた独自のかたちを作っている。経験の少ない人。雑誌などを見て紹介されてる道具を持って山へ。
持ってるだけで使う場面で適切に道具を使えない。イイ道具を持ってるんだけどね。どの場面でどの道具を使うかを考えて選んでないからだ。
緊急時に対応できないのです。
頭で考えて用意したものは実践では使えないことが多い。
災害がこれだけ多い国で実践の蓄積が生かされない国。
日本って凄い国ですよね。
そうならないように祈りましょう~。
ミ((((( ̄○ ̄) ナンマイダ~
おかしいことをおかしいと言える人でいたい
2021-NO:001-08月発行
2021-NO:002-09特別発行
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