2021年11月3日水曜日

さいたま市タウンミーティング。新市庁舎。スケジュールについて:202111102(03投稿)

さいたま市でタウンミーティングが行われている。区ごとに分かれて行われるので10回行われるのだろう。見沼区は11月13日に行われる。私も応募して参加することにした。


(- ゛-) ぱふ。

テーマは市役所移転についてである。

さいたま市は政令指定都市である。市役所と市民の関係はほとんどありません。市民は区役所で申請書を出したりします。

言われてみて「あっそうか」と思うでしょ。

市役所の建物に市民が行くことはほとんどないのです。この建物は市長と議員と市役所で働く職員が使うための建物である。

それをわざわざ建築費だけで新庁舎概算金額は221億円。こんな金額ではすみませんけどね。

建物を作るには現在あるものを解体しないとなりません。お店などがあれば移転補償費用などもかかるでしょう。

そこまでして新庁舎を作る意味が市民に取りあるのか?
市民の立場からタウンミーティングで意見を述べたいと思う。その為のお勉強を兼ねて少しずつ書いてみようと思う。

さいたま市からタウンミーティング参加者に資料が送付されて来た。パラパラと見ていると今後の進め方と言う簡単な行程スケジュールが気になる。

●写真

この行程スケジュールの意味。
市民が関われる部分は最初の基本計画の約2年間の期間だけなのです。概要スケジュールから想定すると令和5年度まででしょう。

その後は市の議会委員会で説明され議会で予算が通り決定。デザイン案を元に具体的なな図面が描かれ工事が動いていきます。

市側から言うと合併協定書に新庁舎移転も盛り込まれている。検討会議・検討委員会・整備審議会そして答申が行われてる。長い期間議論が積み重なれてると言うでしょう。

長い期間をかけて検討されたことは事実でしょう。

ただこのかたちで進んだ事業は失敗します。市民の声が反映されることが無いからです。失敗の事例としては見沼区で現在行われている公共事業がわかりやすいでしょう。

東武野田線の七里駅は小さな駅です。たった4mの踏切幅の駅です。駅改札口を2階にする橋上駅として作ります。駅の通路を自由通路と位置づけ歩道とします。総額28.1億円のさいたま市の事業である。

東武鉄道の負担金は2千万ちょっと。

99%税金でつくります。

普通に考えてください。たった4mの踏切を渡るのに階段を上り40mの通路を歩き階段を下りて踏切を渡る。

4mの道路を渡るのに40mの歩道橋なんて使わないでしょ。

列車の本数が多い線路ではない。誰も困っていないのです。地域の人が求めたのは七里駅北側の区画整理と併せて七里駅北側にも改札口を作って欲しいと言う考えである。

当然のことでしょう。

なぜか駅舎の橋上化と自由通路のかたちになっている。なぜなのかの説明がさいたま市にはできません。理由が無いことがわかっています。地域の橋上化の要望書もありません。

地域の人たち。昼間は子供を自転車に乗せたお母さんや車を使い移動する人が多いのです。自由通路は自転車が使えるようになっていません。

エレベーターは当初計画は16人乗り。コスト削減を考量したのでしょう。11人乗りに変更。16人乗りでも自転車を載せるには狭い。

地域の人が使えない自由通路を作ることになります。そもそも橋上化して自由通路を作るより地上平面駅舎で新しく作るロータリーの前に歩行者専用踏切を作る方が喜ばれます。

バリアフリーの観点からもこの場所はフラットに作られた歩行者専用踏切がベストでしょう。

自由通路は市道登録。ようするに維持費もさいたま市民が年間2千5百万円出し続けます。使えない通路に維持費もさいたま市民が出す。儲かるのは東武鉄道だけである。

これは基本計画がきちんと行われてなかったことから起きています。突然相川市長と東武鉄道の根津社長が橋上化で進める書簡を平成14年にかわす。これがはじまりなのです。

なんの為の駅舎の橋上化と南北自由通路なのか。わからない中で設計され工事が動いてしまう。

市の新庁舎も同じ頃に動き出したのです。合併協定書の中に新庁舎を作る検討を行うことが明記される。平成14年から検討委員会が開催されます。

何の為に作るのか。コンセプトを明確にしてデザインを描かなければ失敗します。またそもそもなぜ新庁舎の建設が必要なのか。この部分の共有ができているのか?

市民は合併協定書に盛り込まれたことを知らない。知ったのは今である。これから市民は考える期間が必要なのである。

基本計画の期間は短いかもしれません。

この期間は必要に応じて伸ばすことが大切である。

平成の時代。公共事業を進める中で市民とは選ばれた人のことを指して来た。民主主義の仕組みそのものがそうだった。その結果失敗した公共事業が多い。現在工事が進んでいる七里駅もそうである。市民が知らない間に選ばれた市民により決められ進められた。

令和の時代は違います。

直接市民が参加できる仕組みが作れます。ダイレクトデモクラシーとも言われます。SNSなどを使い双方向で意見を出し合ったりする仕組みが作れます。

仕組みを作るだけでは動きませんけどね。さいたま市も市民参加を高める取り組みは行っています。この部分は別に書きましょ。

新庁舎は作る背景には合併後のシンボル的な意味合いも強いでしょう。異なる地域が一緒になったシンボル。市民が参加して意見を交わした中で作ることに意味が見いだせます。

市民が直接使わない市庁舎。どう位置づけするかも大切になるでしょう。ヨーロッパみたいにシティーホールみたいな位置づけにするのか?検討するべき課題は多い。

またコロナ禍を体験したことにより働くかたちの変化も始まっています。新庁舎には働く形の変化を盛り込むことも重要である。

今までの検討では足りない部分が沢山生まれています。基本計画をしっかり作らないとならないことがミエマス。

こんなところで一旦切りましょ。

ミ((((( ̄○ ̄) すうぃ~

おかしいことをおかしいと言える人でいたい


2021-NO:001-08月発行


2021-NO:002-09特別発行


◇七里駅橋上化・区画整理と七里の桜詳しい内容

■七里の桜や橋上化・南北自由通路経緯

■不開示決定書から見えるさいたま市

■私の提案(市長への質問と回答)

 

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