現在の本庁舎。建築後45年が経過。令和元年度に実施した現況調査。結果は目標使用年数は令和18年までだそうである。60年で使用できない?
(- ゛-) ほ~
これはひとつの見方でしかないのであまり意味が無い。日本中の建物で対応年数が60年としたことを考えて見ろ。
丸の内の多くのビルを解体しないとならないでしょう。
それともこの建物は不良品蚊?
「BU~N・BUN」。
これはネットの無い時代の昭和や平成の役人のテクニックである。令和の時代は正攻法しか通用しません。
「メッ!」
本庁舎の整備等に係る基本的な考え方と言うさいたま市が作成したPDFがある。令和3年3月作成のようだ。
ぺらぺらとめくっていくと13ページに現庁舎と新庁舎の1年あたりのコスト比較がある。
年間維持費の差が年間6千8百万である。新庁舎でも維持費は3億5千万円かかります。
6千8百万円多いから221億円の新庁舎を10年後に完成させる?政令指定都市の新庁舎は市民が使うことはありません。市長と議員と職員が使うだけである。
市民が使うのは区役所なのです。
ようするに市民にとり必要なのは市役所の新庁舎ではない。市民が利用する内容である。221億円かける意味があるか。このことが重要になるのです。
さいたま市は平成12年から約20年間。検討会議や検討委員会や審議会そして答申まで出しています。市民への意見徴収は現在行われているパブリックコメントとタウンミーティングだけです。その後も意見は聞くと言うがガス抜き程度でしょう。
なんら市民の意見が検討され反映する仕組みがありません。
市民の代表である議員。役所は委員会で議員に説明して意見を貰うと言いますが・・。過去の公共事業の委員会の記録を読めばわかります。A3用紙1・2枚程度の説明資料を渡され説明されて終了。質問も言いました程度で終わります。
現在工事が行われている七里駅橋上駅舎と南北自由通路の議会記録がわかりやすいでしょう。
南北自由通路とは改札を出た南北の駅の通路のことです。市の歩道登録された道となりますので建設費だけでなく維持費もさいたま市が出します。
基本的なエレベーターの維持費や電気代や監視カメラ代などで2千5百万円かかります。さいたま市民が出します。
維持費がいくらかかるか。なんと市議会の委員も知りませんでした。工事を進める担当課も知りません。誰も知らなかったのです。
維持費を知らずよく予算を通すと驚きます。28.1億円ははした金のようである。
「ぽん!」
道路を維持する北部建設事務所から資料を出してもらう。計算しておおよそを出していただいた金額が2千5百万円である。
この金額を出すのに受け負った民間企業にも電話。金額の説明を求めたりしました。これは調査権を持つ議員の仕事じゃないのですかね?
市議会委員会ってこの程度ですよ。
市民の代わりに行政をチェック?
「チェック?」
新しい市民参加が必要なのです。令和の時代はダイレクトデモクラシーができる時代です。市民の直接参加の仕組みは作れます。
私がここで言いたいこと。
市民を納得させられない提案しか出せないなら中止。納得させられて初めてシンボルとしての新庁舎建設が行われると思います。
維持費のコスト差だけでは市民は納得しません。新庁舎を利用することもありません。無駄な建築物になるのは見えています。
基本計画の段階から市民参加を促す予算も組む。これからの公共事業は建設だけでなく市民参加を完成後もできるように市民参加を作る予算もセットにすべきである。
どういうことが必要か。ここからは別に書く。
ミ((((( ̄○ ̄) すうぃ~
おかしいことをおかしいと言える人でいたい
2021-NO:001-08月発行
2021-NO:002-09特別発行
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視覚障害者の美術鑑賞レポート2020制作中
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