2021年5月13日木曜日

公文章を読む。七里駅橋上駅舎・自由通路の整備事業について(案)の中の2.市内各駅の駅舎状況を読む。:20210513投稿

 この資料を元にさいたま市の経営戦略会議で七里駅橋上駅舎・自由通路が了承されさいたま市として動いたのである。平成29(2017)年1月31日(火曜日)のことである。4年前ですね。


(- ゛-) ぱふ


たった4mの踏切を渡るのに40mの屋根と壁の付いた歩道橋を作る。七里駅の南北自由通路ことである。七里駅舎の橋上化と南北自由通路の建設費の99%以上がさいたま市民の税金である。後から1部国の補助金が出るようだが金額は現在不明である。


七里駅橋上駅舎・自由通路の整備事業

・総額は28億1千270万円

・さいたま市負担金は27億9千百45万4千円

・東武鉄道負担金は2千百24万6千円

*コロナ禍の昨年の3月に協定が東武鉄道と結ばれている。


1%も払わない東武鉄道に驚く。

その理由が七里駅橋上駅舎・自由通路の整備事業について(案)に書かれてるはずなのです。この資料を元にさいたま市経営戦略会議で了承されてるのです。ようするに市長がGOサインを出したのである。。


「こんな資料で?」


「どうして?」


地元の橋上化の要望書があるとか言う記述は関係機関協議の議事録を読んでもあちこちに書いてある。ところがその要望書の現物を開示請求を出してもひとつも見当たらない。


まさか噂で約28億円さいたま市は税金投入するのか?そんな疑問を調べれば調べるほど深めながら調査をしている。不思議なのですが橋上化の要望書の現物が無い。


「無いのです」。


では始めたいと思います。


2.市内各駅の駅舎状況を読み私の考えを書きます。


・さいたま市内には多数駅がある。このうち地上駅の七里駅、大和田駅、大宮公園駅及び北大宮駅は改札口が北側にしかなく、改札反対側の駅利用者にとって、駅へのアクセス性が低い状態になっている。


・特に七里駅及び大和田駅については、既存改札口の反対側で土地区画整理事業によって駅前広場の整備を予定しており、駅施設の改善が期待されている。


この2つが書かれています。


・1つ目:さいたま市内には多数駅がある。

このうち地上駅の七里駅、大和田駅、大宮公園駅

及び北大宮駅は改札口が北側にしかなく、

改札反対側の駅利用者にとって、

駅へのアクセス性が低い状態になっている。


*私の意見

地上駅だから反対側に改札口が無いような印象の書き方である。小さな駅は地上駅の方がホームへのアクセスが便利なのです。


だって改札口からホームへそのまま行けるのですから。橋上化しなくても反対側に改札口は作れます。職員を配置しなくても現在の改札口はパスモ専用の改札口も作れます。東武鉄道も高架下のお店と繋がるリモートの改札口を設置している駅もあります。作って活用してるのです。


ホームから現在の跨線橋を渡り反対側に行くか。それともなければ駅事務所の外側に歩行者専用踏切を作れば行き来します。たった4mの踏切です。この狭さを大いに活用すべきだと思います。通常はフラットな踏切を作り車いすの人にも対応できるようにします。


七里駅も大和田駅もさいたま市のバリアフリー補助金が使われたバリアフリーの駅である。橋上化した駅を改めて作る理由がひとつもありません。


東武鉄道との関係機関協議の中。さいたま市は橋上化をバリアフリーとは考えてないことが書かれています。地上駅のバリアフリー化を先行して進めることが平成16年の6月22日の東武鉄道との会議記録に書かれています。さいたま市は橋上化をバリアフリーだと考えてはいない。わかっているのです。だから不思議なのです。


橋上化する理由が七里駅と大和田駅にはありません。


大宮公園駅は平成28年(2016)4月23日完成。この駅は元のままの地上駅で新駅舎を作っています。片側にしか改札口はありません。駅事務所の外側に踏切があります。4mの踏切を渡るのに不便を感じる人はいないでしょう。


仮に改札口を反対側に作るにしても橋上化は選ばない。

地上駅の方が便利だからです。


改札口反対側の人のアクセスが低いなら改札口だけ作ればイイのです。橋上化するとコストも上がるのです。しかも自由通路を道路扱いにすればさいたま市民が維持費も出すことになります。


岩槻駅自由通路の年間維持費は最低限2500万円(トイレ含む)です。同等のコストが七里駅にもかかるのです。自由通路を作ると言うことは維持管理費がかかると言うことも考えるべきでしょう。


さいたま市で橋上化に適した駅は北大宮駅でしょう。JRと東武鉄道の線路があります。線路の幅が広く両方の鉄道会社の電車が走るので開かずの踏切になります。この踏切の改善を考えると自由通路を作る意味があります。



・2つ目1:

特に七里駅及び大和田駅については、

既存改札口の反対側で土地区画整理事業によって駅前広場の整備を予定しており


*私の意見

駅前広場の整備費用を東武鉄道は出すことを拒んでいます。

平成10年1月21日の会議の中で考えを示している記載。平成12年9月14日の東武鉄道(株)関係機関協議に書いてある。


費用を出す代わりに七里駅北側の鉄道用地を区画整理の範囲を変えて一般宅地と同様の扱いにしています。駅前ロータリー周辺に土地を与えられてるようである。これが地域で衝突を起こしています。


桜の木をこの場所に残してと言う署名活動が起きている。


一部の区画整理組合準備委員会役員以外は組合員も知らない人が多い。鉄道用地だから区画整理の範囲に桜の木が入っているとは思わなかったのです。


都市決定された七里北側の駅前広場。区画整理を進める為に区画整理法95条で守られていた鉄道用地。東武鉄道はなんと一般宅地化して資産活用したかった。さいたま市は応じているのです。


なぜ応じたのか?


さいたま市は都市計画を進めたかったからでしょう。

組合準備委員会役員も区画整理を行いたかったから。

3者の欲がこの駅前ロータリーをめぐり

合致したのである。


ここが七里駅周辺で起きている不思議な出来事。不幸の始まりなのです。


私は不幸の始まりの広場と呼んでいる。

そんな像を作って置いて貰いましょうかね~。


駅前広場から広がった七里駅北側の桜の木の問題。さいたま市長は認識して進めています。七里の桜を守る会の要望書も署名も検討もされず無視。組合施行を悪用して七里駅北側特定土地区画整理組合に渡されてます。


さいたま市がリードして行っている事業である。組合施行を悪用していることは東武鉄道とさいたま市の話し合いの記録を読めば明白である。関係機関協議/東武鉄道(株)と言うさいたま市と東武鉄道が協議して来た記録があります。


・2つ目2:

駅施設の改善が期待されている。


区画整理が行われる中。都市計画道路の駅前広場。この広場ができる中で駅前施設の改善が行われるのは自然なことである。当然北側の改札口も求められる。


このことと七里駅舎橋上化と南北自由通路は関係ありません。

大宮公園駅は平成28年(2016)4月23日に今までと同じ地上駅で完成させてます。駅事務所横に踏切があるので駅利用のアクセスは支障がありません。


もし改札が反対側にも必要なら地上改札口にパスモ専用の改札を作れば喜ぶでしょう。

七里駅は大宮公園駅を見習えばいいのです。さらに進化させて駅事務所横に歩行者専用踏切を作れば南北が繋がる商店街が形成される可能性が上がります。品川区の戸越銀座商店街などに踏切による分断の無い商店街が見られます。


以上


ミ((((( ̄○ ̄) すうぃ~


◇七里駅橋上化・区画整理と七里の桜詳しい内容

■七里の桜や橋上化・南北自由通路経緯


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○日本文教出版Webマガジン「形 Forme 」No.316


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20201208に埼玉県立近代美術館がある北浦和公園で行われた視覚障害者の美術鑑賞。(企画名:#美術館のある街きたうらわ)。2020年度はコロナ感染の関係でこの日のみです。

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