ようやく岩槻駅自由通路の年間維持費合計金額が出た。岩槻と七里駅だと若干設備が違います。目安としてどれくらい七里駅の南北自由通路を作ると維持費がかかるか岩槻駅を参考にします。
(- ゛-) ぱふ
たったの4mの踏切を渡るのに40mの屋根と壁の付いた歩道橋(南北自由通路)を七里駅に作る。11億1千9百万円を東武鉄道に払い作ります。完成するとさいたま市に渡される。
維持費もさいたま市が税金で払います。駅に見えますが改札外側の自由通路は市の道路扱いです。歩道ですので自由通路とは歩道橋のことなのです。東武鉄道は1円も払いません。
凄い仕組みですよね。
では岩槻駅の合計維持経費と内訳を書きます。
1:岩槻駅のエスカレーター・エレベーターの維持経費を書きます。
(エレベーター2台・エスカレーター3台)
年間総額は7.703.593円(税込み)
2:岩槻駅自由通路外警備業務
(監視カメラ管理)
1.488.511円
(遠方監視緊急業務・消防設備点検)
492.800円
3:岩槻駅自由通路清掃業務
7.062.000円
追加による増額132.000円
4:高熱水管理表
(電気料金:照明関係と動力)
1.231.719円+1.643.640円
(通信費)100.716円
5岩槻駅前東口・西口トイレ
(清掃等業務)1,868,571円
(緊急通報警備業務費)323,400円
(電気料金・上下水道料金)
西口1.411.139円+東口1.000.210円
●1から4までが岩槻駅自由通路の年間維持経費
1985万4979円
●東口西口駅前のトイレも入れると年間維持経費
2445万8299円である。
この他にもかかるでしょう。数年に1度LED電球の交換などもあるはず。大きな建築物を作ると大変な金額がかかることがわかります。今回は入れてません。
七里駅の南北自由通路が完成すると
たった4mの踏切を渡るのに毎年これくらいの税金が使われます。東武鉄道が年間維持費を出すことはありません。市道として登録され歩道扱いになるからです。見た目は駅に見えますが七里駅改札外側の通路は歩道です。
ようするに4m踏切渡るのに40m屋根と壁の付いた歩道橋を作ると毎年費用がトイレも入れると年間約2500万円かかるのです。
本来4mの踏切の場合はフラットな歩行者専用踏切を作ります。経費の観点からも見ても巨大な歩道橋建築は馬鹿げています。
駅ビルでもできてお店ができると勘違いする人がいたり。多くの人は東武鉄道がお金を出して作ると勘違いしています。ただの歩道橋に約11億円かけて毎年2千5百万円の経費を払い続けるのです。払うのはさいたま市民である。
何の為に?
誰も知らん。
駅事務所横に歩行者専用踏切を作れば工事費用も安く維持費も安い。しかも利用者に取り便利である。南口と北口の商店街を繋ぐこともできます。
誰も要望してない七里駅の橋上化。なぜかさいたま市と東武鉄道が2002年突然橋上化に向けて協議を始めるのです。背景に透けて見えるのが七里北側の区画整理である。何があったのでしょう蚊。
北口改札を求めた記録が平成18年12月(2006年)に七北の組合から依頼書が出されています。2002年より遅いし北口改札口を求めたのであり橋上化ではありません。
いくら開示請求を出して探しても橋上化する理由が現在のところ見つかりません。こんな不思議な建築資料の残し方はとても珍しい。普通は理由となる会議の記録を残すのです。
埼玉県が1998年に埼玉県立近代美術館のバリアフリー工事をする時の会議記録を残しています。23年前の記録ですよね。私の名前も書いてあるのでコピーを情報提供して頂きました。工事関係の記録って事故が起きたりするので重要な部分は残すのです。
なぜさいたま市は残さなかったのか。
それとも作る理由が最初から無い?
不思議ですね。
ミ((((( ̄○ ̄) すうぃ~
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