2002年埼玉県に出した事業計画書(案)。さいたま市都市計画事業七里駅北側特定土地区画整理事業。この中に地価に付いての興味深い記述がある。
(- ゛-) ぱふ
ページ3だ。
地価については、地区内において県道東門前蓮田線沿いが比較的高く、駅前が最も低い地価となっている。と書いてあります。
このことが七里駅前の区画整理をややこしくさせたことがわかる。なぜならば区画整理され七里駅北側改札口ができれば駅前が一等地になるからだ。
区画整理は等価交換である。
「・・・」。
これだな。
土地が高くなるのがわかっていて東武鉄道は組合に参加したくない。桜の木のある駅前の一等地になる土地を手放したくない。等価交換の条件は飲みたくないだろう。
七里北側の区画整理は都市計画道路が十字に走ってる割には区画整理の範囲が狭い。土地が足らなくなることがわかる。少ない土地に道路を作るのである。組合員は自分の土地をかなり減らされます。東武鉄道が組合設立に参加したことで広い土地が入る。平均減歩率が27.91%になる。
これでも普通の家を持つ人には減歩率は高いけどね。自分の土地を3割近く減らされるのである。いかに七北の区画整理の組合設立が難しかったかがわかる。
駅前に多くの土地を持つ東武鉄道の参加。組合成立するカギだったことが透けて見える。この交渉の時に何が起きたのだろうか。
すんなりとはいかなかった。
私の記憶と重なる。
「・・・」。
先日桜の木の根の近くに25cmの杭を約11m打つことがわかる。掘って根を確認した時に驚いたことがある。1mくらい掘った穴。あっという間に水たまりが出来ていた。地下に水源があると聞いていたが水の湧き出す量に驚いた。
植物を育てるには最高の土地だが住宅地には向かない。桜の木の前の土地は住宅地には向かないから元々人が住んでいなかった土地である。地域の人に聞くと水たまりがいつもありゴミが捨てられてるような場所だったようだ。
現在も土がフカフカしてる個所もある。
そんな土地をわざわざ区画整理で割り当てる。元々なかった6mの道路まで作る図面になっている。だから変なのです。組合員も誰がこの土地を割り当てられたのか最近まで知らなかったのです。
「・・・」。
東武鉄道は言う。
さいたま市に頼まれたとね。
何を頼まれどんな話をしたのでしょう蚊。
組合認可の2002年。同じ年に七里駅の橋上化が動き出す。どこにも地域の要望書も無いのです。無いのに市長も議員も地域の人が求めていると言う。
税を出す時は市民の要望が必要なのです。七里駅は東武鉄道の財産である。民間の財産になるものを作る時はさいたま市が建設する理由が必要なのです。
まったく税を出す理由がない中。コロナ禍の昨年の3月26日。清水さいたま市長と根津東武鉄道社長が協定書にサイン。開示請求をしてようやく中身を見る。
なんと七里駅舎の橋上化と南北自由通路の総額は28億1千2百7十万円の内。東武鉄道の負担は2千百24万6千円。1%も出してないことが判明。
なんで?
この答えのひとつが2002年組合認可前。東武鉄道の駅前の土地は安かったのである。安い価格で等価交換されることを東武鉄道は嫌がったのだろう。
区画整理が行われると高くなるとわかってるからだ。さいたま市は区画整理を進める為に減歩率を下げたい。東武鉄道の持つ土地も組合に参加させたい。
この時にいろいろ起きた。
何が?
「・・・」。
最終的に桜の木の付近に6m道路。桜の木の前の土地。水たまりができるほど水が出る土地は宅地として割り当てられることになる。
なぜこんなことになったの蚊。
東武鉄道に話を聞かないといけませんね。
さいたま市民の税金が使われるのだ。
答えてもらいましょう。
書いてることで間違いがあるのでしたら連絡ください。
電話番号は東武鉄道にもさいたま市にも伝えてます。
ご連絡させて頂いてる斉藤吉智です。
間違いは訂正しますよ。
ミ((((( ̄○ ̄) すうぃ~
ー七里の桜の木に関する新聞記事ー
*リンクできなくなっている*1216また繋がる。
大宮経済新聞20201114
毎日新聞20201119
読売新聞20201120
*ネット上のリンクが無い。
朝日新聞20201125
ー七里駅の桜の木に関する資料ー
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