2021年4月17日土曜日

公文章を読む。東武鉄道(株)関係機関協議(1)。平成12年7月27日の資料。20210417投稿

今年の1月に開示請求を出す。ようやく4月14日に46枚の資料を受け取る。さいたま市と東武鉄道の七里駅に関する会議記録である。七里駅北側の桜の木を残してほしいと署名したことから情報取得をしてキタ。


(- ゛-) ぱふ





七里駅の桜。誰がどうして切ることにしたのか。この元の部分が隠されてキタ。現在わかってること。2002年に埼玉県に七里駅北側特定土地区画整理組合認可の為の事業計画書が出された時の事業計画書(案)


この時の設計図。桜の木を撤去して道路と住宅を作る設計図になっています。この設計図が作成されたのが2000年から2001年である。


●七里関係の経緯へリンク


さいたま市は市議会でも2020年2月の七里駅北側特定土地区画整理組合の理事会で組合が決めたと言う説明をする。まるで個人の土地の上にある桜の木を組合と言う民間が決めたとね。


●9月14日まちづくり委員会リンク


元々東武鉄道の土地だ。それがどんな理由で他の個人の土地になったのか?東武鉄道も区画整理組合に参加したことで桜の木の土地が個人に割り当てられた。その理由がわからなかった。


割り当てられた人は組合設立準備委員会の主力メンバーの子孫の方々だ。一般の組合員は未だに誰がこの土地を割り当てられたのか。知らないのです。土地はの所有者は元来公開なのです。登記簿は誰でも見れますしね。


区画整理の中でも普通はオープンにされてます。

昨年の11月4日に登記簿を取ると桜の木の前の土地が登記されていた。遺産相続の関係で登記したようだ。


この土地は桜の木の土地とは関係ないと市の出資法人土地区画整理組合は説明。隠ぺいしてきたが昨年の12月28日に桜の木周辺に新たに設置されたオレンジの柵のことで抗議。説明を受ける中。桜の木の前の土地の所有者と同じ人だと説明を受ける。(録音あり)。


なぜここまでさいたま市やさいたま市の出資法人の土地区画整理協会は隠して来たのか?元々の土地の所有者(現在も登記上は東武鉄道である)の東武鉄道。


さいたま市に頼まれた以外は協会に聞いてくれとまったく説明をしなかった。不思議なくらいガードが強かった。


何度も書くが土地の所有者をプライバシーを利用して出さないのは誰でもが知ることができる権利を侵害している。土地の所有者は公開されてるのです。


こう言うことは役人のが厳格なのです。

だから不思議だった。


前置きはこんなところで・・。


まずは今回読む開示資料。

東武鉄道(株)関係機関協議(1)。平成12年7月27日


この資料を貼り付けます。





46枚の資料の原本。これはダウンロードできるように準備しています。七里の桜を守る会さんの方にも頼まれてます。早めにダウンロードできるように処理します。


とにかく2枚だけ貼り付け書くことにする。


2001年5月に大宮・浦和・与野が合併。合併前ですから旧大宮市時代の資料となります。2000年7月17日の資料である。


表面的にはそうなのですが違います。すでに合併に向けて現場レベルの仕事のすり合わせが始まっている頃です。大宮と浦和と与野の職員が情報共有し連携が始まってるのです。旧大宮市役所から合併まで他のことに取り組めないので協力してくれと言われてたので覚えてますね。


唯一旧大宮市が新しい取り組みで動いてたのが北区役所周辺のまちづくり。2000年に障害者団体と市の建設部門の部署と意見交換が行われている。雨に濡れても滑らないタイル。歩道の素材提案をしてメーカーに試作品を作って貰ったので覚えてますね。



まずは参加者を確認。大宮市側は区画整理推進部と交通保安部総務課。東武鉄道は経営企画室・資産管理部・開発事業本部・鉄道事業本部。動くと言うことが前提の協議だとわかりますね。


まずは1,協議内容。(1)七里駅北口開設について大宮市の発言が記載されてます。


組合準備委員会を発足させた説明がある。この組合準備委員会発足の日が平成12年7月2日なのです。ようするに東武鉄道との話し合いが平成12年7月27日である。


組合発足から1ヵ月も経たないうちに東武鉄道と協議したと言うことだ。区画整理と七里駅北口開設は一体化で動いていたと言うことだ。


平成13年3月の組合設立に向けて士気が上がっていたことが記載されてる。


半年ちょっとくらいの期間で組合設立の為に動くと言うのである。ハードスケジュールだったことがわかる。平成13年第2回都市計画審議会の会議録の中。組合設立に賛成しないと村八分と言うような内容が記載されている。


強引なことがタイトなスケジュールの中で行われたと言うことでしょう。


ちょっとかすれて見えずらい。

平成11年3月と10月のアンケート調査でも七里駅北口開設の切なる要望が寄せられている。と書かれている。


平成11年だから1999年である。


・このアンケートがあるか確認して見ましょ。


・七里駅南側も都市計画は決定。これも決定時期などの資料を確認しておきましょ。


市議会にも地元から北口開設の要望が出されてるとある。ここで駅舎の橋上化を検討と市が答弁していると書かれている。


・これはいつの市議会か?市議会の議事録だから残っているでしょう。


大和田駅周辺の区画整事業でも七里駅同様に橋上化と言う考え方で意思統一しようと東武鉄道と打ち合わせをしたとある。


この平成12年7月27日より前にも会議をしていたことがわかる。


・資料を求めましょう。


どうして旧大宮市は七里駅や大和田駅を橋上化で考えていたのか?その理由がまったくわからない。


この1999年あたりのさいたま市や埼玉県。交通アクセスの運動が盛んな頃なのです。車いすの利用者が少しずつ増え始めていた頃だ。大宮駅の大栄橋の交差点のビルの1Fに障害者団体の事務所を構えていた頃だ。


同じ場所を障害者のデイケアとしていた。毎日東武野田線を使い来ている人もいた。東武野田線のバリアフリー化。求める声が合っても不思議はない。


ただこの頃に県内で電車に乗り活動する障害を持つ人。橋上化すると不便になることを知ってる人が多い。電車をあまり利用しない人がバリアフリーを語ると橋上化を言う人がいるでしょう。勘違いしてね。


橋上化は階段を上がり2Fの改札口を通りまた階段を下りてホームへ。不便だからエレベーターやエスカレーターを付けます。


日本は駅を不便にさせるのです。


上下2本のレールしかない。踏切の幅が約4mである。こう言う駅は橋上化すると不便になります。なんで橋上化なの?この回答をさいたま市はできない。間違いを説明すると止まってしまう。


利用者の利便性やバリアフリーや駅員の効率化などひとつも理由にならない。利用者が増えると言うのも違います。橋上化が利用者の増加の対応にはならない。自由通路広げてもなりません。ホームを広げないとならないのです。


ホームをまったく変えずに通路を広げる?


「はぁ~?」


橋上化を進めた2000年前後の頃から私が書いた内容くらいはわかっていたことです。だから不思議なのです。なんで橋上化を進めたのか?


部署の縦割りもある。バリアフリーの旧大宮市の窓口は障害福祉課である。県だと障害福祉課以外に交通政策課と話すことが多かった。さいたま市は政令指定都市になった2003年から政策決定が市でできるようになる。


たぶん県と同じように障害者団体との情報共有も交通政策課と行われるようになったのだろう。私は2002年の10月に障害者運動に関わるのをやめている。なのでさいたま市の建設部門との関係はほとんどないのです。


旧大宮市の建設部門とは北区役所周辺のまちづくりで接点がある。話していてわかるのはまちづくり条例の本だけで語る人が多いことだ。


橋上化がバリアフリーだと思ってる人も多いのです。


橋上化された駅にはエレベーター・エスカレーターのセットが書かれてますからね。日本人は自分の頭で考えることをしない。欧州のほとんどの国を鉄道を使って私は旅したことがある。小さな駅で橋上化してる駅なんてありません。


不便だし無駄だからだ。


理由がないと橋上駅舎は作りません。


次に行きましょ。


(2)今後の方向性について


・平成10年1月21日。顔合わせと書いてある。この日が東武鉄道(株)関係機関協議の始まりのようである。(1998年)。


この記録はちょっと変である。1,の協議内容(1)七里駅北口開設の中では平成11年3月を組合設立目標にしてることが書かれている。(2)の今後の方向性の中ではいつになるかわからないとなっている。


同じ日の記録としては奇妙だ。

単なる間違いだろう蚊。


「BU~N・BUN」。


●東武鉄道が区画整理の地区界変更について大宮市に質問。ここがポイントである。区画整界とは区画整理をする場所としない場所の境を示す。この境目の変更が可能か聞いている。


駅前広場の位置や形は都市計画決定され変えられないことを東武鉄道は確認。これが桜の木の土地を一般宅地と同様の扱いにした理由のようである。


平成12年7月27日。この日東武鉄道は地区界変更を視野に入れたとみてイイだろう。


・東武鉄道が言うさいたま市に頼まれたと言う意味。改めて東武鉄道に聞かないといけません。


最初の東武鉄道(株)関係機関協議はこんなところで・・。


残りのテキストもスキャンしないといけません。

スキャナを持ってないのでコンビニへ。


ミ((((( ̄○ ̄) てくてく


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