2021年10月12日火曜日

職業議員と大きな組織の行政マンの行動心理:20211012

組織の中で動く現場の行政職員。上の決定事項に従い動く。市民や議員に指摘され事業が止まらないように準備して動くのです。


(- ゛-) ぱふ

これが普通の役人の考え方であり行動だ。

市民目線と違う理由だろう。

七里の桜の木のことでさいたま市の職員と話すことが多い。どの人も普通の人である。個人の意見を語らせれば普通の人なのです。

ところが組織の中で動く時は組織の決定事項にそって市民や議員に妨害されないように動きます。彼らにとって市民は妨害者なのである。

単純な言い方で書くとこうなるのです。

そんな行政職員と組織の上が決定した内容に対して話し合いをする。結果が出るのか?大きな組織の決定事項を変えることは現場の職員にはできません。

少し考えればわかることである。

行政の行動心理とメカニズムを理解して動かないと徒労に終わる。

9月議会で共産党の議員がまちづくり委員会の議案外質問で七里の桜の木のことを聞く。これは七里の桜の木を守る会が共産党の市会議員に頼んで行われた。私はこの質問には関係していません。

市の回答は昨年から言い続けている内容そのもの。何一つ進展を得ることはできなかったようだ。

やったと言う既成事実で終了している。
次につながらない質問でした。

あいかわらずさいたま市は組合施行の悪用。仮換地されてるからと言い続けている。

本当はさいたま市が伐採を組合準備委員会に提案してるのである。この指摘をさいたま市は恐れていた。県へ申請した事業計画書も開示せずとぼけて来たのです。

このことを七里の桜の会も共産党議員も指摘しないことに呆れます。
事業計画書の図面を見れば確認できることである。さいたま市が伐採を描いてるのである。まちづくり委員会で明らかにできたことなのです。さいたま市が図面を描き組合準備委員会が了承して県へ申請。資料から確認できてるのです。

追及しないことが不思議です。

「・・・」。

七里駅北側特定土地区画整理事業の組合認可申請。平成13年度の第2回都市計画審議会で県へ申請するか審議されています。

平成14年1月30日である。この時の都市計画審議会の委員だったひとりが共産党の市会議員である。今回まちづくり委員会で議案外質問した議員である。

興味深いでしょ。

個人的に電話で話をしている。この時の審議会のこと。賛成したか反対したかも覚えてないそうである。

誰が賛成し誰が反対したか。現在確認できない。私の記憶が間違っていないなら・・。民間委員の方がひとり反対した。共産党の議員が反対した記憶は無い。

まだ確認できてないけどね。

議長を除く15人中14名賛成1人反対。これが七里の桜の木が切られる図面が描かれている事業計画が了承された時の審議委員会の結果である。

手続きに齟齬が無ければ反対意見を言える場も無いのでどうしょうもできない。そんな説明を共産党の議員から聞いている。

首を傾げてしまう。

先日。横浜市で新しい市長が誕生。カジノ反対の宣言が出された。どのようなプロセスを得たか知ってます?

横浜市議会はカジノ賛成者多数だったのです。
手続きに相互が無ければどうしようもできない?共産党市議がよく言うわ。そんなことを言ったら横浜市はカジノを進めていた。

山下ふ頭の港運協会の藤木会長が突然カジノ反対の立場に立つ。それでも勝てる見込みは確認できなかった。だから藤木会長は山下ふ頭の港運協会に立て籠っても戦うと言っていた。そんな状況だったのです。

共産党はよく聞け!
立て籠っても戦うと言っていたのである。

連合系の労働組合もカジノ推進。表面上は市民の抗議を避けるために中立の立場を取っていた。労働組合でこの有様だったのです。

こんな状況から逆転したのだ。

2018年5月12日。参議院会館で日弁連のカジノ反対の集まりが行われていた。その前にデモ行進があり撮影に行く。ついでに申し込みをして集まりも聞いてミタ。



この時に初めて山下ふ頭の港運協会の藤木会長がカジノ反対に動いたと聞く。耳を疑いましたね。

2000年頃。石原慎太郎が築地移転を表明。その跡地にカジノ誘致の話しが出ていた。2000年7月に秘書だった浜渦は副知事になっている。そんな中で聞こえていたのが横浜もカジノ誘致をしたい話だ。この時に名前が浮上していたのが藤木会長である。

カジノ推進派として神奈川県の人から藤木会長の名前を聞いていたのです。そんな人の名をカジノ反対の日弁連の集まりで聞く。

この時から横浜市で起きているカジノの動きをチェックし始める。神奈川県の創価学会に電話。考えを聞かせて頂いたりしていた。公明党は曖昧にしながら自民党カジノ推進派を支えていたからだ。

反対運動をずっと続けていたのが共産党系。少数勢力である。唯一の味方が世論調査だけ。カジノ反対者が多いと言う数字だった。

横浜の港運協会の藤木さんがカジノ反対で記者会見。初めての記者会見の日の午前中。横浜の港運協会の藤木会長を支える専務と電話が通じる。お話を聞かせて頂いた。

すぐに横浜市のカジノ反対を行っている医者に電話。専務と話した内容を伝える。記者会見会場へ向かう途中のようだった。

小さな可能性へ。イデオロギーを超えた地域を守る連帯が生まれた時だったのです。

大きな政令指定都市と言う行政の組織。役人は決定事項に従う。市民は事業の妨害者と見て対応してるのが実態である。いかにスムーズに事業を進めるかを役人は行う。

そんな状態の中で市民に選ばれた議員が手続きに齟齬が無ければ何もできない?そんなことを言ったら議員の役割がありません。

市民に言ってミロ!

ミ((((( ̄○ ̄) すうぃ~

文責:斉藤吉智(080-7708-5501)

 

おかしいことをおかしいと言える人でいたい


2021-NO:001-08月発行


2021-NO:002-09特別発行


◇七里駅橋上化・区画整理と七里の桜詳しい内容

■七里の桜や橋上化・南北自由通路経緯

■不開示決定書から見えるさいたま市

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○日本文教出版Webマガジン「形 Forme 」No.316

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○“触れる美術館” 手で見るアート 日テレNEWS24

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