下町の狭い商店街の道を路線バスが街灯や信号ぎりぎりに走る姿。懐かしさを感じて思わず写真を撮る。
(- ゛-) パシャ
葛飾区の小岩駅前の風景である。昭和ですね~。違うのは土曜日の昼頃なのにシャッターが閉まってるお店が多い。首都圏ではこの風景はあまり見かけなくなっている。貴重な昭和の漂う街並みです。
同じ葛飾区の亀有駅前も以前は狭い道をバスが走っていた。1960年代後半。確かまだトロリーバスだったと記憶する。電気でバスが走っていたのです。
電気自動車が最先端なんて言うけど。1960年代後半頃まで葛飾区の亀有駅周辺はトロリーバスが走っていた。パンタグラフで電気を取って走らせていたのです。
時々曲がり角で大回りしすぎてパンタグラフがはずれてバスが止まる。乗客が降りてバスを押して電気が取れる位置まで移動。そんな光景を小学生に上がる前によく見かけましたね。
思い出します。
1994年から1995年。1年間だけ欧州を旅して歩く。この時に見たのが古い街並みと新しく作られた街のエリアのコントラストである。欧州の古い町並みは道も狭い。石畳も多い。不便な古い街だけど残すのです。
ひとつ紹介するとスイスのジュネーブ。古い狭い道の両サイドが商店街の地区がある。その狭い道をトラム(路面電車)が走っていた。たぶんなんらかの自動車規制が行われてるのだろう。走ってる車の数は多くない。時々お店の人の車なのだろう。お店の前に車を止める人がいる。当然トラムは通れないので警笛で知らせる。
のんびりと車の持ち主が来て車を移動。
そんな光景を見ましたね。
小岩の駅前のバスの通る道。よく見ると狭く古い道なのに電信柱が無い。古い街並みのまま電線の地中化が行われたのでしょうか。たぶん道路担当の役人は言うでしょう。国の補助金を貰う要件にこの道では入らないとね。金のある東京都だからできたんだとかね。
「むふ」。
日本の地方自治体は国から補助金を出してもらうことを道路整備の中心に置きます。地域の人の要望より国の補助金をどうもらうかが役人の評価となるようである。
日本の古い街並みが壊される理由。
国の補助金の問題もあるだろう。
小岩駅前のまちづくり。
どのように行われて来たのか。調べてみると面白いかもしれません。同じ葛飾区でも道を広げ区画整理をして街並みを変えてしまった場所もある。
ちなみに京成電車沿線はディープな街並みがまだ残っている。古い町並みが早くから壊されたのは同じ葛飾区でもJR沿線である。これはさいたま市にも言えた。最近はさいたま市の東武鉄道沿線の街並みが壊されることが多い。その代表的なのが岩槻駅前だろう。
どこにでもある街並みになってしまった。
残念である。
ミ((((( ̄○ ̄) すうぃ~
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