2021年6月4日金曜日

コロナ禍。古着屋で美術鑑賞:20210603(04投稿)

ルネ・ラリックか。久しぶりに聞いた気がする。香水の瓶を通る光に惹かれて蚤の市で瓶を見て回っていた頃がある。魅力的な瓶を探す中で知ったのがルネ・ラリック。まだ日本人の消費欲が高い頃である。お金持ちの家にはラリックやガレなどのオブジェが置かれていた。


(- ゛-) ぱふ


ラリックの写真集は家に数冊あるはず。最近は見る機会も無かった。東京都庭園美術館で6月26日から展覧会が行われるようだ。


いいね。


久しぶりに庭園美術館に行くか。


コロナ禍。都内の美術館に行くことはほぼ無くなっていた。曜日だけでなく時間も予約しないと行けない。そんな美術館が多い。めんどくさいので行くのをやめていた。


庭園美術館は資料を読む限り書いてない。

事前予約はいらないのだろうか。


庭園美術館は港区の白金にある。大使館の撮影をしていた頃はこの付近もよく歩いていた。港区は大使館が多いからね。その他では最近は行く用事もないな。


個人的には家の近くの古着屋でTシャツのデザインを見て美術館やギャラリーに行く代わりにして楽しんでいる。


若手のデザイナーやアーティストの人たち。バブル後にTシャツを作っては古着屋に持ち込んでわずかな金額で売っていた。そんな人たちもいたのです。


知らなかったでしょ。


若手の音楽家の中にもいる。路上で売られていた1枚1000円だったかな。CDの中で演奏している人もいた。バイトで演奏していたようだ。


路上で得体のしれないおっさんが売るクラッシックのCD。安いから試しに買うと上手なのである。何枚か続けて購入したことがある。後で知ったのだがその後有名になった方もアルバイトで吹き込んでいたようだ。


Tシャツもそうなのです。古着屋と言うよりリサイクルショップを見て歩いてると気が付く。これは1点ものだと気が付くことがある。キャンバスの代わりにTシャツに描く。街の中で来ている人を見て楽しんでるのだろう。少しは材料代になるしね。


Tシャツのデザインってすごく種類が豊富。有名なデザイナーから無名の人まで作ります。それがリサイクルショップでは同じ場所に同じような金額で並んでるのです。


その中から自分の好みに合うものを選ぶ。


凄く面白いのです。


20代の頃は銀座の裏通りの小さなギャラリーを見て回るのが楽しかった。コロナ禍は近くのリサイクルショップでTシャツのデザインを見てるのが楽しい。


Tシャツで今も覚えてることがある。1995年。欧州を旅している時にスペインで見たお店である。1点でプリントしてくれるお店だ。機械ではなく昔ながらの手で行うシルクスクリーンだった。


プリントゴッコの大きいものと思えばイイ。


センスがイイ作品を作っていましたね。注文してまた戻ってこようかなと思ったくらい魅力的でしたね。旅の途中なので諦めたことを後悔してます。


いつの時代も創作意欲が高い人は多い。最近はネットで作品を売る人が多いのでしょうか。手作りマスクも一時沢山出品者がいました。センスのイイカッティングや素材感の選択をする人も見かけます。


利益より作品発表の意識のが高い。

質の割には安いのでわかります。


いつの時代も楽しみ方はありますね。


ミ((((( ̄○ ̄) すうぃ~


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○日本文教出版Webマガジン「形 Forme 」No.316


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○“触れる美術館” 手で見るアート 日テレNEWS24


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●写真

20201208に埼玉県立近代美術館がある北浦和公園で行われた視覚障害者の美術鑑賞。(企画名:#美術館のある街きたうらわ)。2020年度はコロナ感染の関係でこの日のみです。

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