2021年6月14日月曜日

公文書を読む。脚色のある行政文書。平成12年9月14日関連協議記録3-1:20210614

 さいたま市と東武鉄道の協議記録を開示請求。令和3年3月3日付で一部開示請求が決定。4月14日にようやく渡される。申請が1月18日である。かなり延ばされていた。この資料読めば読むほど興味深いことを発見する。もう一度見直しました。

(- ゛-) ぱふ


特に興味深いのが平成12年9月14日に七里事務所で行われた記録である。他の記録は東武鉄道の会議室で行われている。この日のみ七里事務所となっている。記録の書き方も他とは違うのです。脚色が文章に入っている。行政文書としては珍しい。


脚色がある行政文書が頭に浮かぶ。


平成14年1月30日に行われたさいたま市都市計画審議会の記録である。この都市計画審議会で都市計画案(区域及び促進区域)が採択されてる。七里駅北側特定土地区画整理事業が了承され県へ認可申請が出されたのである。


●都市計画審議会記録リンク


この記録も脚色が見られる。脚色ワードとしては村八分・高さ制限など他の審議会とは違いリアルな会議の雰囲気がワードにより読み取れます。


役人が記録を書く時は余計なことは書きません。余計なことを書く時は理由があるのです。森友学園で改ざんを指示され自死した赤木さん。この人の文章にも見えていた。


「・・・」。


では文章を分解しながら書いて見ましょう。


七里駅北側駅前広場

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1. 区画整理事業への協力方法について(大宮市発言)

平成10年1月21日の会のなかで、 区画整理事業に対する負担金は出す考えがない」という考え方を示しているが、地元の役員から 「駅前広場を減歩で負担し、東武鉄道を利用する乗降客のために役立てたいと考えているのに、 東武鉄道側が区画整理事業のために何もしないというのは納得がいかない」。と主張している。 負担金という考え方が無理であれば、 それに代わる他の方法を検討できないか。

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●私の意見
駅前広場の負担金。出せない理由として日本民営鉄道協定によりとまとめに書かれている。一般社団法人日本民営鉄道協会に電話にて確認をした。日本民営鉄道協定とは鉄道運行の協定である。区画整理のことは鉄道会社と市の中での協定ではないかとのことを説明される。そう言う資料はありませんと回答を頂いている。

「???」。

さいたま市にも日本民営鉄道協定の資料の開示請求を出す。該当する文章が保存されてないため不開示決定(見9)になっている。

ようするに現在事実確認が出来ない。

「・・・」。


この平成12年9月14日の記録に書いてあること。確認しようとすると現物が無いことが多いのです。重要な文言がいくつかあるのだが現物が無いのです。

不思議である。

駅前広場の負担についてもおかしのです。負担は国土交通省の計算式がある。その計算に基づいて負担金額は決まるはずである。

市がどうこうできる内容ではないはずなのに負担金の代わりになる方法を聞く文章になっている。市が区画整理に深く関与してることがわかる文言とも言える。組合施行と言い民間が行っているようなことをさいたま市は言うが違うことがわかる。

まるでさいたま市と東武鉄道と組合準備員会(役員)が作った筋書きのようにもミエルのです。

「・・・」。

想像妊娠中。


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(東武鉄道発言)

東武鉄道の利用者が首都圏の私鉄、JR,営団地下鉄等と同様に、ここ数年減少している。


黒塗り

黒塗り

黒塗り

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●私の意見
鉄道利用者の減少が書かれている。さいたま市の七里駅橋上化の理由のひとつが利用者の増加である。区画整理により家が増えて利用者が増えると言うのである。2021年現在どんどん定期券利用者も減少。これが現実である。

現在七里駅橋上化の理由がひとつも無い。
さいたま市は説明できない。
これで約28億円支出?

驚きですよね。

黒塗りは東武鉄道の内部事情が書かれてるのでしょうか。
聞くと大抵そんな説明を受けます。
一度聞いておきます蚊。

ミ((((( ̄○ ̄) BU~N・BUN

◇七里駅橋上化・区画整理と七里の桜詳しい内容

■七里の桜や橋上化・南北自由通路経緯

■不開示決定書から見えるさいたま市

■私の提案(市長への質問と回答)


七里の花咲かおじさんとおばさん

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視覚障害者の美術鑑賞レポート

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大内 進

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○日本文教出版Webマガジン「形 Forme 」No.316

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○“触れる美術館” 手で見るアート 日テレNEWS24

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