駅が綺麗になってイイじゃないの。綺麗になることをとやかく言うつもりはない。橋上化は別の話しである。橋上化とは目の前にホームがあるのに階段を上がる。改札口を通りまた階段を下りてホームへ。小さな駅でこんなことする必要はありません。
(- ゛-) ふ~
現在の七里駅はは地上平面駅舎である。大宮方面へは改札口からそのままスロープを上がるとホームへ行けます。とても便利なのです。
●七里駅写真
線路が少なく小さな駅だからこそできるスタイルだ。
利用者の利便性がとても良い。
こう言うのを利用者の利便性が高いと言うのである。
地上平面駅舎を壊して橋上化駅舎にする理由は利用者には無い。
車いすの人に取っても。高齢者の人に取っても。現在の地上平面駅舎のが便利である。すでに七里駅はさいたま市のバリアフリー補助金も出ている。エレベーターもエスカレーターも付いてるのです。*平成21年度(2009年度)交通バリアフリー化補助金
駅内の跨線橋を使い反対側にある岩槻方面ホームへ行けます。
車いすの方でも問題なく利用できます。
七里駅はバリアフリー駅なのである。
なぜ不便にわざわざする?
問題は新しく七里駅北側を区画整理することにより起きる。駅前にビルや住宅地が立つことにより駅前から駅へアクセスする人たちが生まれます。今までは駅前は農地だから必要なかったのです。
区画整理を行うにあたり北口開設を望んだ。
当然だろう。
七里駅橋上化反対と北口開設は別の問題です。北口を作ればイイだけである。駅員を置かなくてもパスモ専用の改札口は作れます。
七里駅の場合はロータリーと繋がる付近の駅の外側に歩行者専用踏切を作るのがイイ。大宮公園駅のように北口改札から跨線橋を渡らなくても大宮方面ホームへ行けますので多くの人は歩行者専用踏切を使うでしょう。
地上平面駅舎と歩行者専用踏切が便利なのです。
橋上化と南北自由通路。国の要綱の目的の中に街の分断解消と書かれている。これは路線の本数が多い大きな駅に当てはまります。
小さな駅は橋上化すると逆に街が分断します。橋上化してまだ駅前にお店が少ない時は駅前近くに住む人は自由通路を使うでしょう。駅前に不便の無いくらいお店ができると反対側に行く理由が無くなります。
階段上がり降りるのが面倒になる。橋上化が壁になるのです。何年も反対側に行ったことない状態が生まれます。街が分断してしまうのです。(JR東大宮駅がイイ例である)
七里駅は踏切幅がたった4m。歩行者専用踏切を設置すると駅の反対側に行くと言う間隔は無くなる。行き来を頻繁に行います。片側が栄えると反対側も駅前が栄えて行くのです。(*例:自由が丘など)
●自由が丘写真
さいたま市は橋上化する理由として利用者の利便性・高齢者障者の使いやすい駅(バリアフリー)を理由としている。これは前文の中で書いた通りです。橋上化で小さな駅は不便になる。バリアフリーも地上平面駅舎の七里駅にはすでに設置されている。
利用者が増えるような理由もさいたま市は言いますがこれも違います。七里駅の定期券利用者数は駅員に減少してると聞いてます。市が示した人口増は区画整理の範囲内だけの現象を表で示しているだけ。駅の利用者数の増加ではない。*インチキですね。
利用者数が増えてるなら・・。橋上化工事と共にホームの拡張をしないとなりません。驚くべきことにホームを橋上化工事の関係で狭めて工事しています。
「ぷっ」。
わかりやすいですね。
●ホームの写真。
さいたま市に橋上化する理由が無いことを伝える。地上平面駅舎と歩行者専用踏切の検討をなぜしなかったのかをさいたま市の私の提案制度を使い質問。
道路法31条。踏切と道路が交差する時は立体交差する。この道路法31条を理由に地上平面駅舎と南北自由通路は検討されなかったのだろう。と言う想像で書かれた回答を頂いている。
「クス」。
道路法31条が示すのは道路の通行量が多い道。鉄道本数が多い路線。七里駅南北自由通路は歩道である。道路法31条が示すものではないことは誰でもわかるでしょう。
さいたま市の議会記録などを見ると急行が止まるようなことを語る議員もいます。そのことをもって橋上化の必要性を語っています。
「うぷっ」。
橋上化の意味が分かってない。
頻繁に急行が止まるならホームを増やさないといけません。鉄道量が車や歩行者の支障になるくらいなら駅の橋上化では無く線路の橋上化である。電車に上を走って貰わないとならなくなるのです。
駅の橋上化は何の役に立たないのです。橋上化は目的が違うからである。何本も線路がある駅は橋上化すると喜ばれます。街の分断解消になります。小さな駅で線路が少ない駅は橋上化の理由がありません。
それに利用料が増えて電車本数が上がるなら。東武鉄道が資本を投入します。需要があれば商売が成立できるからである。エスカレーターやエレベーターの設置も利用数に応じて独自に設置しています。補助金は貰うでしょうけどね。
七里駅は平成14年に根津東武鉄道社長が七里駅の橋上化協議の回答の中。さいたま市の請願の回答としてるように東武鉄道が整備する利用量の基準に到達しない駅である。
七里駅橋上化を反対する私の理由である。
私はOMIYAばりあフリー研究会と言うバリアフリーに関することでさいたま市に協力して来た団体の事務局長をしていた。2001年7月15日。さいたま市や東武鉄道にも参加して頂き通勤体験と言うイベントをしている。
実際に通勤時間帯に車いすの人がどのように電車に乗り目的地まで行くのか。5グループに分けてさまざまな役所に参加して頂いた。
実際に見てどうするのか?縦割りの弊害を超えて考える機会にしたい。そんな思いで私が企画した企画である。手元には埼玉新聞社の記事は現在でもある。何社か参加していたので書いてくれてると思う。
このイベントが終わった後。東武鉄道の人が事務所に訪ねて来た。七里駅と大和田駅を橋上化することを伝えてくれた。
すぐに反対を説明している。小さな駅は橋上化すると不便になる。意味がないのです。2001年の時にすでに橋上化反対を伝えてるのです。
隠して進めたのだろう。
なぜ?
ミ((((( ̄○ ̄) すうぃ~
文責:斉藤吉智(080-7708-5501)
おかしいことをおかしいと言える人でいたい
2021-NO:001-08月発行
*私が七里の桜を投稿しているブログです。
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*年1回作成し広く知って頂く取り組み。
■ご紹介
大内 進
手と目でみる教材ライブラリー
以下のサイトに当ライブラリー及び「手でみる絵」の取り組みが紹介されています。
○日本文教出版Webマガジン「形 Forme 」No.316
手と目でみる教材ライブラリーは楽しさと学びの宝庫 | Spotlite
ラジオ日本「小鳩の愛~eye~(AM1422)」に出演しました。
ラジオ日本 「小鳩の愛」のサイト、ポッドキャスト欄でお聞きいただけます。
○Webマガジンに「学びと」”学び!と共生社会” に執筆しています。
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