市民運動で署名。この署名について知らない人が多い。私自身もそんなに詳しくは知らない。署名には法律に基づいたものと法律に基づかないものがある。法律に基づかない署名は交渉がうまくいかない時に市民の声を伝える為に行うのでしょう。
(- ゛-) ぱふ
私は運動経験は豊富なのですが署名集めを主催者として行ったことが無い。
普通は役所と交渉する時は要望内容を伝え話し合いの場を作る。互いの対立軸を明確にしながらメディアを通して発信して世論を高めて行きます。決裂すると最終的に市民の声を伝える手法のひとつとして署名を行います。
なので署名集めまで行かないことが多い。
結果を出して来たからだ。
本当に対立した時。市長のリコール署名など法律に基づく署名活動を行うことは常に頭に入れていることが多い。
最近は交渉しながら対立軸も整理せず署名を集める人が多いのだろう蚊。誰と交渉するのかも不明確なことが多いように思う。
私が現在調査しているさいたま市見沼区の七里の桜の木。東武鉄道の鉄道用地である。昨年2020年の3月に3本の桜の木をこの場所から撤去する看板が設置される。
七里の桜を守る会が呼びかけた。
現在ネット署名も合わせると7千名以上の署名が集められている。私自身も署名をして私のブログでも紹介して来た。署名して署名を集めたのはこの会の人だけでは無いのです。いろんな考え方の方たちが協力していたようである。
七里の桜を守る会は3本の桜の木をこの場所に残してと言う呼びかけ人である。
この署名は清水さいたま市長へ区画整理支援課を通して渡されるはずだった。実際は組合施行を利用され七里駅北側特定土地区画整理組合に市から渡される。
市は受け取っても検討してないことになっている。
「えっ」でしょ。
ようするに・・。誰に出す為の署名だったのか?
不明確になってしまってるのです。
事前交渉の整理がされてないとこうなる。市が組合施行ですからと言うことが違うなら。そのことの間違いを指摘して抗議していかないといけないのです。
これがとても重要なのです。
やらないと市長へ署名を出す理由が無くなる。
組合と交渉するのか市と交渉するのかよくわからない状態。そんな中で市長宛てに署名が集められて組合に渡される。
これでは交渉にすらならなってない。
これは署名を集めた七里の桜を守る会の第1回総会で会員から指摘されていることでもあるのです。交渉相手は誰ですかという質問が出ている。
この重要な会員からの問いかけ。未だに答えが出せてないようである。
困ったことだ。
私は今年の6月の第1回七里の桜を守る会の総会で特別幹事(外部の相談役)に推薦され了承されている。この会に意見を言う立場です。なので書いてます。
元々七里の3本の桜の木をこの場所に残してと言う署名に署名したことから昨年の11月から公文書の情報提供をこの会に行う。11月から3月までは毎週開かれていたこの会の相談会に呼ばれていたので参加して情報を伝えて来た。
協力してきた人です。
会員にはならず決定権には参加することはしなかった。
あくまでも情報提供等の協力と応援だけにした。
情報取得の費用なども自費で行った。
この会の第1回総会の時。
会員の方からの指摘はごもっともだと思った。
私もこの会の交渉相手がよくわからないのです。
同じような指摘を何度かしてきていた。
総会の時のこの会の活動方針。桜の木のある土地が区画整理で割り当てられ仮換地が終わっている。この土地を割り当てられた地権者と話し合うことが目標に入れられていた。
この内容からすると交渉相手は組合であり地権者なのです。
会としてまだ取り組んでない。
私が地権者と話しをすると伝えると・・。
会でやるから待ってと言われて来たのです。
「・・・」。
この会が始まって1年半経ってもやってないようである。
地権者と話し合わないと交渉相手が定まらない。
交渉相手がいない状態になっている。
ようするに交渉相手と交渉してない状態で署名が市に渡される。市は署名を区画整理組合へ。渡されるだけで終わってるのです。
ここが交渉委相手が見えなくなっている原因である。
七里の桜の会は署名の呼びかけ人である。署名者の声を伝える役割としては3本の桜の木を現在の場所に残してと伝えるのが役目である。これが署名をした人たちの唯一確認できる共通の考えであり目的である。
署名は目的内容の呼びかけに対して行います。呼びかけ人の役割は呼びかけで集まった署名を届け呼びかけないようにそって話し合いをすることである。
署名に関しての話し合いはすべて呼びかけ内容にそって行われます。行わないと署名の流用になってしまいます。
署名自体は個人が判断して行うものですから呼びかけ人が目的を変えることはできない。ここが重要なのです。署名は個人が判断したものなのです。だから法律で定められた署名などは本人署名となっています。
署名を背景に活動するのはとても難しいのです。
だから署名は最後の最後の手法なのです。
私はそう思って来ました。
七里の桜を守る会ができること
交渉は3本の木をこの場所に残して以外はできません。
このことを認識し直すべきですね。
「ぽん!」
私自身は元々この会にも伝えていますが・・。公文書の管理と情報開について七里の桜の木を通して調査することで七里の桜の関することで関わると伝えています。さいたま市や区画整理協会などにも明確に伝えて開示請求を出して関係する資料を取得して来ました。
結果七里の桜の木のある土地。区画整理法95条で守られていた鉄道用地だった土地。日本民営鉄道協定により七里駅北側駅前広場の負担金が払えない。払えないから七里の桜の木のある鉄道用地を区画整理の範囲を変えて区画整理の範囲に入れた。
そう公文書に残されていることを発見。
調査するとどうやらそんな事実は無いようである。この桜の木は他の桜と違い美しい。反対運動が起こることを想定して公文書もいじってしまったようである。伐採の理由を捏造した可能性が高い。
この嘘の記述がいくつも書かれている平成12年の東武鉄道(株)関連機関協議。この会議がもとで平成14年当時の相川さいたま市長と根津東武鉄道社長が七里駅橋上化の協議と回答と言う書面を交わしている。
この平成14年の協議と回答。これが昨年東武鉄道と協定を結んだ七里駅橋上化と南北自由通路の負担割合のベースになっています。現在進行形の事業なのです。
28.1億円。東武鉄道の負担金は約2千万ちょっと。
七里駅橋上化と七里駅北側の区画整理は一体化で動いているのです。
七里駅北側特定土地区画整理事業費初期予算総額165億円(95%税金)。この事業も七里の桜の木の土地が入ることで動いたようである。
なぜ区画整理に桜の木のある土地を入れなければならなかったのか?さいたま市・東武鉄道・区画整理組合・互い利益を求めた結果だろう。この部分を解明するといろんなことが見えてくるでしょう。
現在平成12年の東武鉄道(株)関連機関協議。事実関係を清水さいたま市長へ調査を依頼している。
ようするに私の対立軸は市なのです。
七里の桜を守る会の交渉相手は地権者(組合)なのです。
七里の桜を守る会は組合(地権者)と交渉してから市と土地交換の話しをする。市と話し合うのがセオリーだろう。市が交渉テーブルにつかせる為には組合(地権者)と話し合いをしないと始まりません。
この話し合いは非常に難しい。
本当は七里の桜の木の伐採を描いたのはさいたま市である。さいたま市が描いた事実に焦点をあてないと何も進まないと思いますけどね。
この部分は現在私が個人で調査して市へ質問や調査依頼を出しています。私の個人活動となっています。
七里の桜の木の伐採。裏で動いたのは公文書に嘘記述を書いたことから200億円も予算が動いた。こんな疑惑を放置して事業を進めたら社会の規範が崩壊してしまいますね。嘘でも予算が議会で承認されればOK?
議員が予算を通したら嘘で作られた事業でもOK?
さいたま市の考え方を知りたいですね。
ミ((((( ̄○ ̄) すうぃ~
文責:斉藤吉智(080-7708-5501)
おかしいことをおかしいと言える人でいたい
2021-NO:001-08月発行
*私が七里の桜を投稿しているブログです。
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*年1回作成し広く知って頂く取り組み。
■ご紹介
大内 進
手と目でみる教材ライブラリー
以下のサイトに当ライブラリー及び「手でみる絵」の取り組みが紹介されています。
○日本文教出版Webマガジン「形 Forme 」No.316
手と目でみる教材ライブラリーは楽しさと学びの宝庫 | Spotlite
ラジオ日本「小鳩の愛~eye~(AM1422)」に出演しました。
ラジオ日本 「小鳩の愛」のサイト、ポッドキャスト欄でお聞きいただけます。
○Webマガジンに「学びと」”学び!と共生社会” に執筆しています。
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視覚障害者の美術鑑賞レポート2020制作中
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