20年前。2000年。大きく国の施策が変更になる。介護保険が始まり施設から地域へと変わる。この時に浮き上がったワードがバリアフリーだ。
(- ゛-) ぱふ
さいたま市は2001年に3市合併。2003年に政令指定都市に移行。ようするに合併前に現在の北区役所周辺の大規模な街づくりが始まる。
街を作るにあたりバリアフリーの話を聞たいと旧大宮市の建設部の職員が来る。当時は大宮の大栄橋の交差点のビルの1Fでデイケアを運営。障害者団体の事務所を兼ねていた。
旧大宮市役所から歩いてこれる距離だ。近くにはJR東日本労組の大宮の事務所もある。話し合いがすぐできる便利な事務所でした。
基本的なバリアフリーの考えは街づくり条例もできてたので障害者団体が語るまでも無い。技術的なかたちについては建築を知る技術者のが勉強してる方もいる。
障害者団体が絡む意味。様々な障害を持つ人や介助者の人などの声を集約して伝えることである。体験の中からの声をね。
既存の道路を直すのと新しく大きな街を作るのでは考え方が違います。新しい街を作る時は未来を作れます。従来に無いことをトライできるのです。
この時に提案したのが歩道のタイルの素材である。まちづくり条例にもメーカーのカタログにも載ってない。
歩道のタイルは雨で濡れても滑らない素材。これがとても重要だと伝える。大きな街を作る時は歩道のタイルの試作品をメーカーに作らせてほしいと伝える。
大量に発注する時は作ってくれます。メーカーに聞いて頂けないかと伝える。テスト焼きしたタイルに水を撒いて濡れても大丈夫か確認する場を設けてほしい。
そんな要望を伝えました。
日本でも初めてでしょう。歩道のタイルの試作品を作って頂いて確認の場が2000年に行われたのです。街の形も見えない中で先行して歩道の素材からスタートしたのです。
車いすの人や視覚障害者の方も参加。この意見交換の場で車いすの人と視覚障害の方が対立。歩道の段差をめぐってだ。
良くあることである。
それで私が提案したのが歩道と車道の間に素材の違うものを入れることで段差ではなく車道と歩道の違いがわかるようにできないか。
工事が始まる前に先行して一部歩道を作り試せないか。困ったようですけどやってくれたのです。
さすが技術者ですよね。広い道路は素材を変えて広くわかりやすく作る。道路の狭いところは側溝の蓋にデコデコを付けて停止点字ブロックの役割をさせる。
新しいかたちを提示してくれた。
業者は大変だったでしょうけどね。
「むふ」。
車いすの人や視覚障害者の方からも評判が良かった。情報を得た大学の先生らがあちこちの講座の中で紹介してくれた。
20年前。こんな取り組みが行われたことを知る人は現在は少ないでしょう。同じころにバリアフリー関係の研究をする大学の先生ら。エレベーターの研究を行っていた。
現在あたりまえに設置されてる入口と出口の違うエレベーター。この頃に研究が行われ現在設置されてるのです。
ホームが狭い駅でも車いすの人が利用できるエレベーターが研究され実用化されたり。歩道と車道の区別を素材でわかるようにする取り組みが行われた。
これは作り合う中で行われたことだ。
まちづくりの基本は作り合うことなのです。
20年が経ち。日本のバリアフリーの設備は世界トップクラスである。そんな国で時々聞くのが盲導犬を拒否するお店が増えてる話だ。
設備は進んだが文化が育ってない。
これが20年が経ちミエタ課題なのです。
七里駅前には桜の木がある。桜の咲く頃に通勤通学する中で桜見を楽しんでキタ。高齢の方も楽しみにしていたのです。
東武鉄道七里駅は桜の咲く時だけベンチを反対に向けて桜を見れるようにしてキタ。駅も協力していたのです。地域の高齢の方が桜の咲く頃に駅を利用する時の楽しみだった。
新しく駅の改修が行われ区画整理が行われる。なぜか桜の木を切ることになっていた。
「えっ?」
街は人がいて作られるのです。桜の木を生かさず切る?この発想は街づくりの観点からも良くない。
ホームをピンク色に染める駅。特色を生かした街づくりをして頂きたいですね。
ちなみに七里駅の改修。バリアフリー化された駅になるのでしょう。高齢者も利用しやすい駅になる。桜の花を楽しみに来てくれる人が増えるのでは?
桜の木を残してほしいですね。
ミ((((( ̄○ ̄) んだ
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これが日本人が誇るじゃぱーんだ!
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4月01日から73日:届きました
*20200612届きました。「笑い」。
どうしましょうかね~
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