2020年9月28日月曜日

七里の桜の木撤去で考える:民主主義は市民が作るものですよ:20200928

モリ・カケ・サクラで日本人は日本の情報公開のレベルの低さを見たことだろう。これは役所の問題だけではありません。



(- ゛-) ぱふ



情報公開は民主主義の根幹である。多くの識者が当然のように発言し多くの日本人が頷く。



2009年に制作したコラージュです。民主主義を求めるデモを描いてます。
2009年制作。



私も「コクリ」と頷いたひとり。



モリ・カケ・サクラは特殊な事例のひとつと言う見方もできます。通常日本の役所や外郭団体は情報公開申請の経験が少ない。



よくわからない中で対応してる。



今回さいたま市見沼区七里駅の桜の木。区画整理と駅舎改修により撤去(伐採)する。そんな看板が突然桜の木の近くに掲示された。



首都圏では駅のホームから桜見ができる場所としては珍しい。桜の花が散る頃はホームが桜色に染まる光景。美しいのです。



桜の散る頃になるとホーム一面が桜の花びらで染まる様子を撮影しています。



これを捨てて駅舎改修?



なんで?



このなんでと言う思い。多くの人が七里駅の桜の木を守る考えに賛同し署名をしている。私も活動してる人たちは知らないが署名をネットでしました。



同時にどんな状況なのかさいたま市の議会情報や窓口となっているさいたま市区画整理協会に連絡して情報を求め始めている。



東武鉄道の七里駅の柵の中にある桜の木。見ると一目瞭然で東武鉄道所有の桜の木である。



東武鉄道は駅舎改修で合意済みである。東武鉄道は桜の木をどうするかも含めてさいたま市区画整理協会に任せてるとのこと。ようするに清水さいたま市長の判断で決まると言うことだ。



本来なら七里駅の改修はまちづくり委員会で議論されます。住民の意見を聞く場を設けたり調査もできるはずである。



委員会で意見交換が行われて市長へ提言が行われるかたちへ動くこともあるだろう。現在委員会で議論された形跡もない。七里駅の桜の木を守る会さんの陳情書が委員会で配布されただけだ。



これが日本の現実である。



日本人は民主主義の国だと錯覚してるけど。七里駅の桜の木を通して私が現在確認する限り。沢山の桜の木撤去に反対する署名が集まっても。陳情書が出されても。



担当する委員会で市民の代表である市会議員の方々。議論すらしていません。



なぜ?



不思議だと思いません蚊?



ワイドショー的に言うと悪い人間がお金を配り黙ってろと買収。こんなことはほとんどありません。現在のところそんな噂もありません。



さいたま市の出資するさいたま市区画整理協会。ここに情報公開を求めるにあたりルールの資料を請求。



さいたま市では情報公開条例の24条にさいたま市が出資する法人の情報公開に関する記述があります。



出資法人が独自に情報公開の規定を作ることになっています。ルールを請求すると非開示情報とのこと。ルール自体も情報公開をして下さいと言われる。



「は・ひ・ふ・へ・ほ~」。



ルールを情報公開して請求?



おかしいと思うことをさいたま市区画整理協会の対応してくださった方に伝える。



「そうですよね~」。との感想。



中で話し合って頂けるとのこと。さいたま市の考えも聞きたいと市に連絡。非公開にする内容ではないと言うことでさいたま市区画整理協会に連絡。すぐに情報を頂けることになる。



気が付きますか?

情報公開請求がどんなものなのか。非公開情報と公開情報などの分類など。普段情報公開請求が来ない法人は整理がついてないのです。



これは外郭団体に位置するさいたま市区画整理協会だけではない。本庁の部署でも情報公開担当の部署以外の職員。理解している人のが少ない。



こんな状態の中で識者の人たち。情報公開は民主主義の根幹だと言ってるのです。そして私も含めて「コクリ」と頷いてます。



日本の情報公開制度は絵に描いた餅状態である。



先ほども。さいたま市区画整理協会に電話。情報公開を行うにあたり3回区画整理協会に行く説明を受けていることに質問。



3回も区画整理協会の営業時間中に行って情報公開請求が行える人なんてほとんどいないことを伝える。現在情報公開請求はネットや郵送にてできる場所が多い。



さいたま市区画整理協会さんも情報公開請求しやすいかたちにして頂きたい。その検討をお願いした。



検討して頂けることになる。



今回七里駅の改修と七里駅北側の区画整理に伴い桜の木が撤去されるとのこと。反対運動が起こり私も署名をして現状確認の為に情報公開請求を始めた。



民主主義は市民が声を出すことで作られます。声を出すとは何を役所が行っているか知ることから始まります。



民主主義は与えられるものではありません。自分らで作ることからしか作られないのです。



100年前。1920年。日本は大正デモクラシーが起きていました。女性が集会に参加したり団体を作ることも認められない時代の中で求めたのです。



大正デモクラシーとは大正時代に起きた民主主義の要求である。このことを日本人で理解してる人がどのくらいいるのでしょう。



多くの役人も市民もデモクラシー(民主主義)はどのように作られるのかも忘れています。七里駅の桜の木を通して多くの人が民主主義とは何か。



考える機会になればと思います。



1999年前後(たぶん1998年かな)。さいたま市に合併前。幸田シャーミンさん・坂東眞理子さん・傳田ひろみ(市会議員になる前)の対談が行われた。



国土交通省の企画で道路づくりについて全面見開き広告を作成したのです。記憶では博報堂担当だ。



対談前の打ち合わせに私は同席していた。OMIYAばりあフリー研究会の事務所に代理店の人が来て対談の内容の確認が行われたのです。



この時に対談の重要なテーマが決まる。坂東さんの了承も得たのでしょう。テーマは住民との合意形成である。



まさに道路づくりにおける民主主義のプロセス。合意形成の重要性が20年位前に旧大宮市で対談が行われた。広告のタイトルは明日を拓く(ひらく)埼玉の道づくりである。



前年に大宮駅のバリアフリーMAPをヤマト福祉財団に助成金を頂きカラーで作成している。これが評価されて依頼が団体にキタ。



1998年の新聞広告を調べると見開きで掲載されてるでしょう。たぶん1998年だ。解像度が悪いけど写真がありました。



国土交通省の新聞の見開き広告です。坂東真理子さん。幸田シャーミンさん。傳田ひろみの対談が行われるた時の新聞広告の複写です。
この対談の中で住民の合意形成の重要性が話し合われる。


知識としてなら日本は積み重ねてきている。問題は住民の声なのです。声を出さないと民主主義は廃れていきます。



その結果がモリ・カケ・サクラなのでしょう。



声を出そう!



ミ((((( ̄○ ̄) あ~あ~あ~♪



*写真アルバムは現在準備中


■納税者一揆と元財務省赤木さんの写真


■お勧め文章*準備中
・埼玉県知事選立候補者への質問

・立憲民主党のポスター
ディスカウント店に無断掲示


■リンク先
森元法務大臣が京都コングレスのメッセージで書いてます。”平和と公正をすべての人へとね。「ハリセンボン飲~ます」。
第14回国連犯罪防止刑事司法会議(延期)


PR支援ボランティアを始めました。


*お知らせ
instagramへの投稿は#が反映されないので休止。







■到着まで何日でショー(完了)
・特定定額給付金振り込みまで
4月20日から78日目:振り込み確認。
これが日本人が誇るじゃぱーんだ!
*6月10日申し込み用紙は51日目で届く。

・アベノマスク到着まで
4月01日から73日:届きました
*20200612届きました。「笑い」。
どうしましょうかね~

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