2020年1月17日金曜日

四半世紀日本は何した?

関東大震災から25年である。1995年は私にとっても記憶に残る年なのです。日本を離れ欧州を旅していた時だ。



(- -)  ぱふ



バブルは弾けていたが・・。まだ海外に出てチャレンジする人はいた。欧州を旅してると時々日本人と会うことがあった。



ベルギーでは楽団員の人と地下鉄で出逢う。南フランスでも料理を学ぶ日本人と出逢う。有名な保守言論者の息子さんだ。スペインでは修復技術を学ぶ人もいた。海外で活躍する日本人と何人も偶然出逢った。



出逢ったと言っても互いに日本人同士を確認した程度である。それくらい珍しいとも言える。頑張っている日本人を見ると嬉しかったですね。



1995年の117日。大地震が起きていたこと。知らなかった。フランスと接するモナコ王国。ここのユースホステルに宿泊した時に知る。



モナコから送付した絵葉書

https://pr4en.blogspot.com/2019/05/pr_59.html?m=1



スタッフの方がパスポートを見て僕の顔をじっと見ていた。なに言ってるかわからん。地震と言う単語が聞き取れなかったのか?違う単語で言われたのか?わからなかった。



神戸という言葉だけわかった。住まいは違うと答えた。どうしても僕に伝えたかったのだろう。宿泊してる日本人を連れて来た。



阪神大震災が起きてることを知る。



日本に戻るかふと頭に浮かんだが帰るのをやめ旅を続けることにした。しばらく行く先々の宿泊先で似たような体験をした。欧州でも報道され心配する人が沢山いたのです。



モナコからパリに戻り頼んでおいた聖書を受け取る。世界中どこでも聖書だけは取り寄せられるのです。パリの日本の書店で購入した。



不思議ですね。震災と聖書を頼んで受け取った時期が重なるのです。この聖書を愛読書としてこの後1月から12月まで僕の旅は続きます。



聖書を読んでましたけどクリスチャンではありません。旅先で知り合った方が勧めてくれたので読んでいただけです。



勧めてくれたのがナチュラリストの人たちだ。珍しい人たちでした。中世の人みたいな暮らしをしていた。子供たちはハンバーガーも食べたことない。



興味を持ったから。彼らが勧める聖書を購入して読んだのです。聖書もいろいろあるようで原本に忠実だと言われている聖書を紹介された。



僕は旅の途中車窓の景色に飽きると読書をしていた。聖書を読んでいたのです。読んでるとオレンジ貰ったりいろいろ親切にされた。



あとで考えてみると・・。もしかしたら牧師さんの卵とでも間違えられていたかも。「むふ」。意図的でないから詐欺ではない。



いい思いをしてしまった。



阪神大震災。僕にとっては欧州の旅なのです。もう四半世紀前の思い出です。不思議なのですけど日本は当時からほとんど変わっていない。このことに驚きます。むしろ衰退している。



どこまで朽ちるのでしょう?



阪神大震災の頃との比較。いろいろしてみるといいと思います。駅前に新しい建物ができたり変化はあるけど。人が利用しなくなった駅前も多いのです。



硬くなってしまったかな



((((()   かちんこちーん



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