ひとりごと: 思い出：福祉時代：バリアフリーマップ：協力者に記載の意味3-1：20221008(09投稿)

土日祭日は思い出を書きたい。自宅を整理してると過去の資料が沢山発見された。捨てる前にスキャナを撮り残しておきたい。

(- ゛-)　ぱふ

１９９７年に作成したバリアフリーマップを書きましょ。
A３の３つ折りで片手で持っても折れない厚みの紙を使った。見やすさを考えてカラー。オフセット印刷で仕上げる。

当然印刷会社に頼まないといけません。
かなりお金がかかることが想定されていた。
最初の見積もりは200万円だった。

元々１９９６年に大宮駅で行われた埼玉交通アクセス実行委員会。この集まりの流れの中で締めくくりとしてマップ作成を私が提案。

却下されてしまい大宮で行われた実行委員会は終了。

仕方がないので大宮地域の人にマップ作らないかと私が声をかける。
理由は埼玉交通アクセス実行委員会では話し合いの場は数多く行政と行って来たが結果が出なかった。

次につながる成果を残さないとやっただけで終わる。
企画の終わり方としてこれは最悪なのです。
わからん人が多いみたいですけどね。

今回はバリアフリーマップの中に書いた

協力者として記載された人たちについて書きましょ。

本当は協力して頂けなかった人が多いのです。

ここがこのマップが次へ繋がる意味のひとつである。

よく勘違いしてる人がいるけど
イイ時代だからいろいろできたんだよとね。
新しいことを生み出したことがない人はそう言う。

出来ることだけをする人は経験が無いからだろう。

マップを作るのに賛成者なんてほとんどいなかった。
お金も誰も出してくれない状態の中で進める。
結果として人も集まりお金も出て報道される。
いつの時代もファーストペンギンは厳しい。

そのことを書いておきましょ

マップ裏に記載した協力者について書きましょ。
大宮市立養護学校・大宮市立日進中学校奉仕部・県内各団体・ヤマト福祉財団・大宮市社会福祉協議会・JR大宮駅。

まずマップの情報を集める為に埼玉交通アクセス実行委員会1996で行われた大宮駅の交通アクセスに参加した人に声をかける。
市内の障害者は2名。市外の人が1名。そして私だけ。
これが最初の集まりである。

たったの4名である。

市内の障害を持つ人のひとりが傳田ひろみさん。
現在大宮市の市会議員である。
この活動から市会議員へ。

もうひとりの市内の障害を持つ人は井上昭雄さん。
甲子園にも出た経験を持つ人で身長１８０ｃｍを超える中途障害の車いすの方だ。
この方の電動車いすの利用を巡り旧大宮市と私が争う。

この話は別に書きますけど
井上昭雄さんの電動車いすが認められたことで1種2級の人たちへの利用。
広がったのである。

当時は一部の福祉先進的な地域以外は1種2級の人は認められなかった。
法的に認められないのではなく医療・リハビリの観点から
却下されていたのです。

たぶん・・。
財政的なことが背景にあったのだろう。

もうひとりは川口の車いすの方。
電動車いすのサッカーをしていた天野考太郎くんである。
この3人と私だけだったのです。

マップを作るにあたり
見やすさ持ちやすさなど話し合う。
お金がかかることを言うと誰もお金を出さない。
傳田ひろみさんもお金を出すなら
コピー機でイイと言う。

傳田さんは完成して評価され政治関係者と関りを持ちだし
かなり後から私も金を出したことにしてくれと言う。
確か2万か3万持ってきたような覚えがある。

調子のイイ人である。
黙って来たことのひとつですね。

コピー機で作成では次につながる結果を出せない。
完成度を最初から下げるのですからね。

出来ることだけを行う人と

必要なことをする為に汗を搔くのでは
同じマップを作るのでも苦労は全く違う。

他からお金が得られなかったら私が全額出す。
私が全額出すと言って動き出した計画である。
できることをやるのではなく
目的の為に必要なことを行う。
当たり前のことである。

やったふりする日本人は多い。

まずは旧大宮市障害福祉課へ。
マップの作成のお願いと予算の話を持って行く。
断られる。

ＪＲ大宮駅へ
マップを駅として作って貰えないか
作成は協力すると伝えると断られた。

大宮市社会福祉協議会へ
補助金貰える助成団体を紹介して貰いたい頼みに行く。時期的にも無理だと思いますとのこと。募集がヤマト福祉財団だけあったが用紙だけ渡される。ようするに推薦はして頂けない状態。

大宮市立養護学校にも生徒の参加を依頼。
厳しい言い方をされて当初はお断りされたのである。

すべて断られてるのである。
これがスタートだ。

ファーストペンギンって

先を見つめると困難だらけなのです

それでも飛び込む勇気と決断と実行力がないとできません。

常識を超えないと無理である。

歩みながらひとつひとつクリアー
そして完成したマップの最後のページ
協力者として名前を記載しているのです。

名前を記載するにあたり
どのような考えに基づき記載したのか
反対の声がメンバーにある中でそれぞれの組織に許可を取り記載している。
長いので次に書きましょ。

＊マップで完成では無い。
次へ繋がる為にマップは作ったのである。
日本人はちっこい人が多くこの意味が理解できない。

醜い目先の利益を求めるのが日本人である。

ﾐ(((((￣○￣)　じゃぱーん！

文責：斉藤吉智

ﾐ(((((￣○￣)　ドンドンドン。

●OMIYAばりあフリー研究会設立の経緯

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おかしいことをおかしいと言える人でいたい