ベルギーのアントワープの小さな村でフランダースの犬の像を見る。私の世代は漫画好き。わざわざ見に行く自分に・・。
(- ゛-) ぽっ
欧州の旅のメモを見る。
1995年の2月12日はドイツのミュンヘンにいた。前日はベルギーのアントワープでフランダースの犬を見ていた。
ユーレールパスを使い夜行列車を宿泊先代わりに使う。翌日起きると隣の国である。自分がどこの国にいるのかわからなくなる。
メモを取っていた記憶はあまりないのだが・・。電車に乗る時間が多い。暇なのでメモを書いたのだろう。メモがあるおかげで日付と場所がわかる。
フランダースの犬を見に行く時に沖縄の人と合う。彼もフランダースの犬を見に来たようだ。
「むふ」。
「じゃぱーん!」
日本人はマニアックである。
フランダースの犬の像に会った翌日はミュンヘンでオペラを見ていた。計画を立てて動いてるわけでは無い。
たまたまツーリストインフォメーションなどで情報を得る。夜行列車で毎日移動するので電車が出発する時間まで何をするか・・。
その日のスケジュールを埋めていたに過ぎない。
1995年2月12日はオペラを見ることにした。英語もできないのにドイツ語のオペラかよ。そんなことを思いながらも見に行く。
びっくり。
街の人たちが着飾って見に来ていた。オペラが終わるとレストランへ。オペラを見る文化が定着していることを知る。
このことは印象に残ったので覚えている。
定期的に正装をして音楽などの文化に親しむ。
日本人も江戸時代は着飾って歌舞伎を見に行ったりしたのだろうか。
時代劇などを読むと文化を楽しむ記述もある。
戦後も銀ブラやみゆき族など
お洒落をして食事を楽しんだ様子を雑誌などから読み取れる。
現在の日本もコンサートに行く人もいるし美術館にも行く。
ただ以前ほど着飾っていく人は少ない。
一部の人だけである。
なぜ?
所得減少と関係があるのでしょう。
現在のコンサートや美術展などのビジネスモデル。
所得が上がる中でできたビジネスモデル。
お金がある人向けのままである。
最悪なのは補助金だよりのイベントが多い。
ロックフェスティバルまで補助金漬け。
ポーズだけ反逆である。
「クス」。
本当はもっと大衆が気軽に触れるものでイイ
大衆の要求もストリート音楽と言う気軽さに変更
日本でもストリートにピアノが置かれたりしている。
コスプレも気軽さがありますよね。
日本の歌舞伎も原点は河原で演じられていたのでしょ。
人が集まり求められ人々の所得も上がる中
着飾って見に行く演劇になる。
補助金について付け足しましょ。
文化に補助金は必要な部分もあるのだけど
補助金を貰うことにより雇用の場が強くなり
求めるものが失われるのが日本である。
文化を創る活動が雇用維持の場になり消える。
これが日本には多いのである。
政治運動も市民運動も芸術活動も同じ
日本では成功した途端に雇用の場になるのである。
ドイツで見たオペラ。
ドイツオペラは言葉はわからなかったが
音楽と熱気で不思議と楽しめた。
「すやすや」。
気持ちよくて途中で寝てたけどね。
ミ((((( ̄○ ̄) グ~
文責:斉藤吉智
ミ((((( ̄○ ̄) ドンドンドン。
2021-NO:001-08月発行
2021-NO:002-09特別発行
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●●2021年11月13日土曜日開催(修正再UP)
さいたま市タウンミーティング録音完全版リンク●●
テーマは新市庁舎。さいたま新都心へです。
*見沼区役所にて10:00~11:30までの分です。
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視覚障害者の美術鑑賞レポート2020制作中
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